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[No.230] 失われた世界 投稿者:男爵  投稿日:2011/11/24(Thu) 17:06
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コナン・ドイルのSF小説

野心家の新聞記者マローンは、古生物学者チャレンジャー教授を紹介される。
教授はアマゾン奥地で古代に絶滅した生物達が生き残っているという「失われた世界」を発見し、それを学会でも述べて、その地への探検旅行を提案する。

マローンやチャレンジャー教授に批判的なサマリー教授や世界的冒険家のロクストン卿たちもチャレンジャー教授に同行して、南米のアマゾン流域へ向かう。

川をさかのぼり、ジャングルと沼地を抜け、たどり着いた「失われた世界」は、平原に屹立する巨大な台地にあった。

台地は驚くべき古生物達の世界であり、一行は様々な生き物に遭遇する。
なんと恐竜の類が多数棲息していた。

彼らは成果をたずさえロンドンへ戻る。
チャレンジャー教授は学界で冒険の成果を発表するが、誰も信用しない。
こんなこともあろうかと秘密裏に運んできた大きな箱を人々の目の前で開けると、中から飛び出してきたのは翼竜だった。
翼竜は南米の方向に逃げ去った。

あの中谷宇吉郎は疎開先の羊蹄山のふもとで、子どもたちにこの話を聞かせる。
この物語にあるのはやや荒唐無稽な話だが、古代の魚の仲間シーラカンスがアフリカで発見された。生きている化石である。
まだまだ科学で解明されていない事実はありそうである。