[No.632]
Re: 「ピノッキオ」は児童書ではない!
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/17(Sat) 22:09
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唐辛子 紋次郎 さん
> そういう視点で翻訳された大岡玲の「ピノッキオの冒険」を読んだ。
> だいたい、ひとが大きな魚*に飲まれる話は原作ではサメpesce-caneになっているのに、ディズニーではクジラbalenaだ。
> 映画のあとは、ぜひ原作を読まれたし。
さっそく図書館から借りてきました。
コッローディ作 杉浦明平訳: ピノッキオの冒険 岩波少年文庫
たしかに
(海の怪物)おそろしくでっかいフカでした。
ピノッキオは人のよいマグロと一緒に飲み込まれます。
フカの中で父親のジェッペットじいさんに会います。
(父親はフカの腹に入ってもう2年になるという)
フカは年寄りなので、口をあけたままでねる。
そこで、フカが山ネズミのように眠っているときに
ピノッキオは父親のジェッペットじいさんと一緒に堂々とフカの口から外に出ます。
ところが、突然フカがくしゃみをしたので、ピノッキオとジェッペットじいさんは
フカのお腹に逆戻り。
あきらめたジェッペットじいさんに、ピノッキオはもう一度やってみようと言い
今度は成功する。
(ちゃんと読んでいるという証拠でした)