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[No.2595] 小学生全集 投稿者:Pan  投稿日:2015/10/26(Mon) 22:27
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 みなさん、こんばんは。

 昭和の初めに菊池寛に芥川龍之介も関わって文藝春秋社から刊行された
『小学生全集』をご存じですか?

 肩の赤いのと青いシリーズになっていて、全巻80冊ほどあったような
気がします。

 当時の菊池寛の記事が見付かりました。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/43058_15655.html

http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/43057_15656.html

 私が買って貰ったのでは無く、私より12歳年上の叔母が揃えて持って
いたのを祖父母の家に行く度に読みました。

 漫画あり、歴史書あり、偉人伝記ありで面白く、結果的には全部読んだ
ような気がします。

 その後その本は何処へ行ったのか?

 50年以上も後、その家は私が引き継いで建て直しましたが、影も形も
ありません。

 古書の検索をしたら、幾つかは今でも中古品が入手でるようです。 

 一番良く覚えている4駒ほどの漫画は、良寛さんのお話です。

 良寛さんが大勢の人の集まりに列席したとき、鼻くそをほじって右の方
へ置こうとしたら右の人が嫌な顔をしました。

 左へ置こうとしたら左の人が嫌な顔をしました。

 仕方ないので自分の鼻へ戻したら、両方の人がニコニコしました。

 こんな下らない漫画ですが、その絵も面白かったので、今でも思い浮か
びます。

 もう一つはもっと短い一コマ漫画。

 岩の上に座った一人の男性の両側に人魚が2人(匹)座っています。
 一人は腰から上が人間、もう一人は腰から上が魚の人魚です。

 その男は「右にしようか? 左にしようか?」とつぶやいています。

 小学生でも面白かったです。(^^) これも絵が良かったですね。


   ***** Pan *****


[No.2596] Re: 小学生全集 投稿者:YKOMA  投稿日:2015/10/28(Wed) 13:56
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PANさん、遅レスですが。
>
>  昭和の初めに菊池寛に芥川龍之介も関わって文藝春秋社から刊行された
> 『小学生全集』をご存じですか?
>
>  肩の赤いのと青いシリーズになっていて、全巻80冊ほどあったような
> 気がします。

 全集の名前など覚えていませんが、たしかに肩が赤や青だった本を読みました。
「家なき子」とか「母を訪ねて何千里」だったかな。
ストーリものが好きでしたので。

 故郷の古民家に暮らした小学生時代でした。離れに勉強部屋と呼ぶ一室がありまして
壁面に棚があって、そこに並んでおりました。

 何十年ぶりに思い出しましたよ、ありがとうどざいました。

  


[No.2597] Re: 小学生全集 投稿者:Pan  投稿日:2015/10/28(Wed) 17:22
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YKOMAさん、みなさん こんにちは。

> 全集の名前など覚えていませんが、たしかに肩が赤や青だった本を読みました。
>「家なき子」とか「母を訪ねて何千里」だったかな。
>ストーリものが好きでしたので。

 それだったら間違い無いです。 年上や同年配の方に聞いてもご存じない
方ばかりなので残念に思っていました。

 昭和2年の刊行で、今95歳の叔母が買って貰って読んだのだと思います。

 施設に入っていますが、頭はしっかりしているので、今度会いに云ったら
聞いてきます。

> 故郷の古民家に暮らした小学生時代でした。離れに勉強部屋と呼ぶ一室がありまして
>壁面に棚があって、そこに並んでおりました。

 それも同じですね。 きっと叔父さんか叔母さんが大事になさっていたも
のでしょうね。

 そんな棚に置いてあったたくさんの双六などみんな失えてしまいました。

> 何十年ぶりに思い出しましたよ、ありがとうどざいました。

 こちらこそありがとうございました。

 さすがにもう残っていないでしょうね。


     ***** Pan *****  


[No.2598] Re: 小学生全集 投稿者:YKOMA  投稿日:2015/10/29(Thu) 10:34
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> > 故郷の古民家に暮らした小学生時代でした。離れに勉強部屋と呼ぶ一室がありまして
> >壁面に棚があって、そこに並んでおりました。
>
>  それも同じですね。 きっと叔父さんか叔母さんが大事になさっていたも
> のでしょうね。

そうです、叔父や叔母が残したんでしょう。ほかに”主婦の友"などの雑誌や
漱石や芥川の全集本もありましたよ。
 
たぶん今では残っていないだろうと思いますが。
                      YKOMA


[No.2601] ノラクロ 投稿者:粟野 勝  投稿日:2015/10/30(Fri) 06:49
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 僕が小学生の頃は、ノラクロやタンクロウなどの漫画も流行っていました。
ノラクロは黒色の野良犬で、二等兵で入隊後手柄を立て続け、ついには隊長まで登りつめました。
この漫画が見たくて、友達の間で奪い合いをしたものです。
ほかに、少年倶楽部が人気でした。


[No.2602] Re: ノラクロ 投稿者:キャロット  投稿日:2015/10/30(Fri) 13:32
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>  僕が小学生の頃は、ノラクロやタンクロウなどの漫画も流行っていました。
> ノラクロは黒色の野良犬で、二等兵で入隊後手柄を立て続け、ついには隊長まで登りつめました。

ノラクロ タンクロウなど夢中なりましたし、私は冒険ダン吉が好きでした。
 黒人の兵隊を従えての冒険が楽しかった。


[No.2604] Re: ノラクロ 投稿者:Pan  投稿日:2015/10/31(Sat) 14:16
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粟野 勝さん、キャロットさん、YKOMAさん、みなさん こんにちは。

>  僕が小学生の頃は、ノラクロやタンクロウなどの漫画も流行っていました。
> ノラクロは黒色の野良犬で、二等兵で入隊後手柄を立て続け、ついには隊長まで登りつめました。

 小学生の間は「小学X年生」以外は買って貰えませんでしたが、
クラスの友達同士で貸し借りして殆ど全部読みましたね。 (^-^)

 子供の頃は南洋進出や軍隊ものが流行っていました。

 小説では南洋一郎の南洋ものや怪盗ルパンが面白かったです。

  ***** Pan *****


[No.2605] Re: ノラクロ 投稿者:男爵  投稿日:2015/10/31(Sat) 15:16
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Panさん、 粟野 勝さん、キャロットさん、YKOMAさん、みなさん こんにちは。

>  子供の頃は南洋進出や軍隊ものが流行っていました。

>  小説では南洋一郎の南洋ものや怪盗ルパンが面白かったです。

直接子どもの頃に読んだことはありませんが
その後の少年雑誌などで、あの頃の名作としてよくとりあげられているので
名前は知っています。

南 洋一郎(1893年1月20日 - 1980年7月14日)
 吼える密林
 決死の猛獸狩
 緑の無人島

敵中横断三百里 山中峯太郎(1885年12月15日 - 1966年4月28日)

ああ玉杯に花うけて 佐藤紅緑(1874年7月6日 - 1949年6月3日)

これらの名作は市販されています。
 少年倶楽部文庫
http://www.h2.dion.ne.jp/~nikko-do/new_page_80.htm

そのほか
児童文学として某全集の中に編集されていたのを見たことがあります。