[No.424]
チョコレートの話
投稿者:男爵
投稿日:2013/02/11(Mon) 18:18
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というわけで
チョコレートの歴史です。
図書館から借りてきたのは
武田尚子:チョコレートの世界史 中公新書
ですが
著者はイギリスのチョコレート研究を主として紹介していて
この本は専門すぎる記述もあり、素人にはわかりにくく
私が以前に読んだ本やインターネットのサイトを参考にしながら
書いてみます。
要するに
中南米にあったカカオ豆をスペイン人がヨーロッパに持ち込み
オランダ人がカカオ豆から脂肪分をとることに成功して
カカオ豆 → ココアバター(カカオバター)+ ココアパウダー
こうして分離したものを改めて材料として使い、チョコレートを
製造したのです。
ココアバター + ココアパウダー + 砂糖 + ミルク → チョコレート
ココアパウダーの利用が飲むココアでしょう。
スペイン人が中南米に入り込む前から
現地ではカカオは高価なもので、カカオからつくる飲み物は
王侯貴族や聖職者しか飲めないものだった。 カカオ豆は貨幣として利用されていた。
その様子を見たスペイン人は本国に持ち帰り、ヨーロッパの王侯貴族もまず飲み物として利用した。
中南米産のカカオは、やがてアフリカや東南アジアにも植えられためで
チョコレートの材料も、中南米だけでなく、アフリカや東南アジアで生産される。