[No.6]
3.11大地震の後遺症は今もなお
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投稿日:2013/05/02(Thu) 08:08
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皆さん、おはようございます。
茨城県南部の地下にはナマズが住んでいると言われるほど地震の
多発地帯です。で、その悪い意味で慣れきっていた我々にも、
3.11の大地震はほんとにびっくりしました。全く経験したこ
とのない巨大な揺れでした。食器やら本やらなにやら固定せずに
上に置いてあったものはほとんど全て落下しました。
その話はおいておいて、実は気付かなくて、後になって気付いた
お話しをします。
2,3ヶ月経って、建設業者がやってきて、どこか壊れたところ
はないかと訪ねてきました。特に屋根(瓦屋根)はどうかという
のです。2階屋の屋根を下から見る限り、どこも悪いように見え
ない。えー、なんともないですよと答える。そして、他所の地域
の話になる。
「あちこちの屋根にブルーシートがかかってますね」「えー、
グシ(ここら当たりでは屋根の棟瓦の部分をこう呼ぶ)が崩れて
しまっているんで雨漏りよけです。しかし、業者が手が回らず、
瓦やなんかの材料が払底して、多分1年くらいはどうにもなら
ないかもしれない」といった話になる。
このブルーシートですが、すごく偏在している。あるところは、
固まって軒並み。ない地域はさほどでもない。地層によって地震
の揺れが異なっていることを如実に示している。
我が家は関係ないとしていたのに、異変に気付いたのは1年くら
い経って。まず、洋間の床板がボコボコし始めた。なんでだろう
なと床下を調べてもらった。するとびっくり。「お客さん、床板
を支える柱の一部が3,4cm浮いていますよ」という。ここの
地域は、地質が悪くて、10−15mの杭を打ち込んだのを思い
出す。杭を打ち込んだところはいいが、そうでないところは、沈
んだ訳。これは修理するしかありませんでした。
で、待てよと気になって来たのが屋根。下から見る限りなんとも
ないように見える。だが、ほんとかなと。2階の屋根はさすがに
怖くて上れない。業者がなかなか来ない。業者は1年経っても
大忙しとのこと。確かにブルーシートの家は減ったがまだまだ
沢山残っていた。
やっと来てくれて見てもらうと仰天。屋根のグシはほとんど崩れ
ているので修理が必要ですと。今まで雨漏りしなかったのは、下
の防水層がまだ腐ってはいないからだと。修理は急いだ方がいい
ですよと。見積もりを取って又々仰天。そんなにかかるのと?と。
しかし、雨漏りが始まっては目も当てられないから、お願いしま
すというしかない。1年経っても、瓦などの材料はまだ不足気味
だし、職人さんも大忙しは変わらないらしいので、そこを頼んで
のお願い。
小さな地震で言えば、この地域は地震のない日はないような気が
して地震慣れはしているが、それでも時々ドキッとする地震が
来る。いずれ、又大きな地震が来ることは間違いがないのでは
ないかと思う。そのための対策だが、何をどこまでやればいいか
今でもよく分からない。原発など日本ではとんでもないと思う。