おはようございます。
この部屋もいよいよ今日までとなりました。
今までは、過去から現在までを語るテーマがほとんどでしたが、 今回は、現在から近未来を語るテーマでした。
そのために、すらすらと書けるものが少なく、考えながらそして 言葉を選びながらの書き込みとなりました。
そして、今回の目的から言うと、どうしても避けられない大きな テーマがつい最近起こっていました。
AI囲碁が世界トップ級のプロ棋士を4:1のスコアで破ったと いうニュースです。つまり、囲碁においても人工知能が人間の 頭脳に勝ったというのです。
世界に衝撃が走り、今もその波紋が広がっています。
私も、熱心な囲碁ファンの一人であり又囲碁も少し嗜んでいます。 それだけに、AIがチェス(西洋将棋)の世界チャンピオンを 破った、日本将棋のプロ棋士を破ったという時とは違った衝撃 を受けました。
いずれ囲碁もかもという予想はありましたが、その時期がこれ ほど早く来るとは思わなかったのでした。
チェスや将棋は、王様を取れば勝ちですが、囲碁は茫漠とした ところがあります。陣取りゲームの一つではあるのですが、 19x19=361の交差点(目)があり、勝ち方は、茫漠と した面があり、変化の多さは膨大です。
いかに計算機が有能にして強力とはいえ、計算しきることは、 まず不可能と思えたからです。
過去において、当時AI囲碁と称するものと対戦したことが あります。
しかし、少し対戦してみると、癖があることがすぐ分かりま した。その癖を知ると、そこを突くとまず負けることがあり ませんでした。それでは面白くないのですぐやめてしまいま した。プログラムのレベルが低かったのです。
それが、ついに世界トップ級のプロ棋士を破るまでになった というのです。
これには、もちろん計算機の進歩があるでしょう。しかし、 それだけではない何かが追加されたはずです。
ちらほら流れて来る情報からも、対戦したプロ棋士の感想や 棋譜を検討したと思われる事柄が伝わってきています。
それによると、やはり新しいアルゴリズムのようなものが 追加されていたことが分かります。自己学習能力を与えて いたとも言われています。
私も、なんとか棋譜を手に入れて調べてみたいものです。
いずれにしても、人工知能は更に進歩して行くでしょう。 そして、それがどこまで行くのか、多くの方が改めて関心 を高めているようです。私もですが。
映画の世界では人工知能はスーパースターの一つでしたが、 今や、単なる夢とも言えなくなった大きなテーマになった ようです。
どうなるのでしょうか?
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