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[No.2468] Re: 企業倫理と論語→個人対集団 投稿者:やまちゃん  投稿日:2006/05/14(Sun) 07:52
[関連記事URL:http://yama1481.hp.infoseek.co.jp/

35斉さん みなさん おはよう

> ところで、この戒律は個人が対象であって、人間社会の集団(国家・民族・群・・、
> 会社・組合など)にも当然当てはまると考えるのですが、そうでしょうか?
> 例えば会社集団なんて産業革命以来はっきりしてきたもので、お釈迦様もモーゼも、
> そんな塊なんて夢にも想像していません。とすると、
>
> 個人の戒律をそのまま、人間集団の会社倫理に載せ替えても無理があるのでは、
> ないでしょうか?

その通りですね、個人対組織の関係で、論語と儒教を取り上げるのを忘れていました、
戒律は個人に対してですが、教育勅語は儒教と論語の影響で個人と各種集団の組織に
対する規律をミックスした相互に影響し合う規律が理想ですね。

> そうやって見ると、「儒教」は宗教の中でも一風変っていて、個人と言うよりも、
> 「皇帝に仕えて実際に国の経綸を動かす官僚制度」に対する宗教ですから、
> 其の戒律には「不偸盗」「不妄語」が無く、儒教の三綱五倫更に五常では、
> 仁・義・礼・智・信を説いています。
>
> 最後の「信」が個々の「不偸盗」「不妄語」をまとめて集団倫理として睨みを、
> 利かしていると、考えます。
> だから経営者には「仏教の五戒」よりも「儒教の五常」の方がぴったりで、
> 社長のテーブルには「論語」を常に置くことをお勧めしたいですね!
>                35斉

私の硬派向けHPにもリンクしています、ことわざの言葉を最後に取り上げて閉めます。

君子は和して同せず、小人は同して和せず(孔子)。
対比 和を以って貴しと為す(聖徳太子)。

近く日韓交流オフ会を開催される韓国では、まだ儒教の影響が残っている「長幼の尊敬」
の礼は、日本の教育勅語(個人対集団)の規律にも活かされた精神に通じますね。


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