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[No.5160] 第11回日韓交流会でのKAME会長の挨拶文 投稿者:   投稿日:2011/04/11(Mon) 08:03
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4月5日に釜山で第11回日韓交流会が開催されました。
周到な準備をされて交流・懇親会を成功させた韓国のKJ
クラブの方々へ心よりお礼を申し上げます。

特に、開催直前に起きた3月11日の東日本大震災は一時
開催を危ぶませたのですが、それを乗り越えての参加は感
動的なものでした。

韓国KJクラブ及び韓国の皆さんのご配慮・お気遣いは何
よりも嬉しいものでした。ともすれば沈み込みがちな日本
側参加者を励まして下さいました。

ほんとにほんとにありがとうございました。

ところで、5日の交流会セレモニーであいさつをした
KAME会長の挨拶文を掲載します。ここでは日本文を掲
載して、日韓友好・マルチメディア館

http://www11.big.or.jp/~mllwclb1/cgi-bin/free_bbs/joyfulkr2/joyful.cgi

の方にその韓国語への翻訳文をアップ致します。(ここで
はハングル文字が書き込めませんので) 翻訳は白兎山人
さんです。

感謝を込めて。

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第11回日韓交流会 2011年4月5日 釜山にて

        メロウ倶楽部会長 KAME 亀井威夫

日韓交流会の開会に当たって一言御挨拶いたします。

はじめに去る3月11日に東北関東大震災がありました。
地震と津波で大変な被害がでました、日本経済は大変な打撃
を受け、いまでも原子力発電の被災による放射能問題とこれ
による電力不足の当面の問題に悩んでおります、

韓国はじめ外国からも援助していただいてありがたく思って
おります。メロウ倶楽部の会員も被災はしましたが、幸いに
体は怪我は無く元気でおります。

日本は地震が多く大きな津波も過去に経験して、津波は英語
でもTSUNAMIになっております、それにしては原子力発電など
対応が不十分であったと感じております。この危機を乗り越
えて日本を再建しなければならないと思っております。

KJ-CLUBとの交流も11年になります、一昨年は慶州、
昨年は京都、今年は釜山と歴史の深いところで開催されてい
ます。

昨年この会で仲尾先生に「朝鮮通信使の歴史から学ぶこと」
で講演をいただきました、朝鮮と日本の誠信外交のお話でし
た。誠信外交とは「争わず、偽らず真実をもって交わる」の
意味です、「朝鮮通信使にゆかりのまち交流会」が日本にあ
って朝鮮通信使が通過したまち、および通過はしてないが文
化的に影響を受けたまちなど日本全国から集まります。

昨年それが福岡の相島でありました。メロウ倶楽部も参加し
ました、釜山からも朝鮮通信使が来て往年の再現をしていま
した。朝鮮、日本の交流を再現して後世に伝えようと様々な
催しがありました、今年は対馬であります。

釜山は日本との朝鮮との関係でかなめになった所と理解して
おります、由緒深い所での日韓交流会になり意義深いと思い
ます。

今回の交流会がKJ-CLUBとメロウ倶楽部との絆をます
ます深めることを祈念しております。