この本は精神科医の臨床例が紹介されています。 ワインの見分けをして料理にあわせる助言をしてくれるソムリエに見立てて 精神科医は人間の心のありようを見分けて助言するというつもりでしょう。
精神科医28人の見立てと助言 から成り立っています。
患者の若い順に並べられています。 異文化不適応 いわゆる帰国子女の不適応 自己主張個性尊重の欧米とその反対の日本の学校教育では、子どもがとまどう。 拒食症 分裂症、分裂病 対人恐怖症 外傷後ストレス障害 トラウマ:精神的外傷(心の傷) その衝撃体験が意識の背後にしばらく隠れた後、再び映画の速い回想シーン(フラッシュバック)のように意識に上り患者を苦しめる。 PTSD:外傷後ストレス障害 アパシー 無為・無気力、ひきこもり、対人恐怖、脅迫症状、不眠、昼夜逆転 薬物療法 同一性障害 自分らしく生きたい、自己嫌悪感、罪悪感、虚無感 つまりアイデンテティを求めて心の旅というのでしょうか。 強迫症 玄関に鍵をかけたかどうか異常に気になる 躁病 非定型精神病 気分障害(躁鬱病)、慢性一過性精神病性障害、分裂感情障害 この病気になる人は、明るく社交的で物事を熱心に一生懸命にやる性格が多い。 鬱病 不眠症 アルコール依存症 初老期鬱病 これから増えるかもしれませんね。 痴呆
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