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[No.16304] 痴呆症はここまで治る 投稿者:男爵  投稿日:2010/12/21(Tue) 16:46
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痴呆は病気、老化によるぼけとは違う。

痴呆は体験したことの全体を忘れる、老化による物忘れは体験の一部を忘れる。
痴呆は忘れたことを自覚しなくなる、老化による物忘れは忘れっぽいことを自覚している。
痴呆は日常生活に支障をきたす、老化による物忘れは日常生活にほぼ差し支えない。

神経細胞が損傷したり、脳の一部が萎縮したりすると、痴呆症になる。

脳の病気が原因の痴呆でも治せるものもある。
 慢性硬膜下血腫 頭を打って血腫が脳を圧迫。血腫を取ると痴呆症が治る。
 正常水頭症 歩行障害などを伴い、たまった髄液を排出すると治る。
 脳腫瘍 手術で治ることもある。

うつ病で仮性痴呆が起こることがある。
忘れっぽい、反応が鈍い、痴呆のように見えて、実は「うつ」のことがある。

介護者は成人君子である必要はない。
完璧な介護で疲れきるより、お年寄りとの関係を壊さないことが大切。

介護者の健康管理、周囲の協力も欠かせない。
ストレスケアも含めて、介護者の健康管理が必要。
かかわりのある人は共通の理解をもち、介護のしかたを合意する。
地域の人たちも痴呆を正しく理解して、支え合うことが必要。

わからなくなっても感情やプライドは残る。
長い人生経験で培ったプライドを傷つけず、敬意をもって対応を。
痴呆のお年寄りは、優しくて説教しない人に親近感を抱く。
相手が理解できる言葉でゆっくりと話す。
身ぶり手ぶりやスキンシップ、文字や絵で交流できる場合もある。
あきらめないでコツコツくふうすると、反応を示すことがある。

徘徊の原因はさまざまあり、原因に応じた対応が必要。
一日中家に閉じ込めておくと、かえってストレスがたまる。
徘徊を利用して体調を整えるといった発想もよい。
ひとりで行くといっても、誰かがつき添うことが必要。
ときには気をそらせて外出をやめさせる。
身元がわかる物を身につけさせる。

盗まれたと騒ぐ、浮気をしたと思い込む。
物盗られ妄想では、身近な人を攻撃することが多い。
なくした物を一緒に探して、信頼を得る。
お年寄りの話を否定したり、無視したりしない。
嫉妬妄想はさびしい気持ちから出ていることが多い。


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