[No.16366]
Re: 有田芳生:私の家は山の向こう
投稿者:男爵
投稿日:2011/01/02(Sun) 08:40
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> テレサ・テンは1987年に香港の赤柱に住居を購入したが、1989年にパリの凱旋門から歩いて十分ぐらいのところにある家具付きワンルームを借りる。そして、1990年にはモンテーニュ大通りのアパルトマンを購入した。
パリに暮らすテレサには14歳年下の恋人ステファンができた。
寒い冬のパリをのがれて毎年二人はタイに暮らすのだが
テレサが死んだのをステファンが知るのは外出先からホテルに帰ったときだった。
彼はテレサの解剖はさせず、彼女の親族が台湾から駆けつけるまで、彼女のそばにいたという。
ぜんそくの悪化による呼吸不全で亡くなったテレサだったが、生前によくそばで煙草を吸っていたステファン
テレサの葬式には姿を見せずホテルで酔いつぶれていたステファン
ステファンと暮らすようになってから、テレサは仕事よりも彼と旅行するほうが多かったなど、この著者もステファンはテレサにとって好ましい存在ではなかったことを言外に示している。
テレサの親族からはステファンに相当な非難があったろう。
しかし、何事もテレサが選んだことだったのだ。彼女がなぜパリに行ったのか、なぜステファンを選んだのか。
それは本人しかわからないこと、もしかしたらテレサ本人にもうまく説明できなかったことかもしれない。