チャートでみる日本の流行年表 岡部木綿子とアクロス編集室編 1997年
この本は 確かに受験参考書のように 年表スタイルでまとめてある。 もっとも、説明文もある。
デザートの30年史 デザートイメージはフランス風から解放された デザートのイメージはフランス風から、イタリア風、エスニック風へ。 デザートの王者は常にプリン、ゼリー、アイスクリームだった。 1990年にティラミス登場。 ティラミスに続けと、珍しいデザートの発掘紹介。 その結果、タピオカ、ナタ・デ・ココなど続々登場
就職人気企業の30年史 リクルートリサーチの調査資料によると以下のようになる。 調査をはじめた1965年には、まだ繊維業隆盛の名残があるが、海外旅行が自由化され国際化がはじまったので、商社や日本航空への関心が高まった。 1970年代では、保険会社の人気と、日本IBMやダイエー、サントリー、三和銀行など意欲的な企業への関心が高い。 1980年代前半は商社人気がピークに達する。 一方、好況がつづくなか、銀行、不動産がランク入りし、民営化を期にNTTも人気上昇している。 情報通信関連企業が今後10年間は飛躍的に伸びることが予想される。(1995年)
海外旅行の30年史 長期休暇が自由に取れず、例外といえば新婚旅行ぐらいだったころ、海外旅行の時期や行き先など選択の幅は限られていた。 めったにない機会だから、効率的に海外を見てこようとすると、団体ツアーが便利で安全だと主流になった。 しかし、お上りさん的団体ツアーのマナーの悪さなどが取りざたされるにつれ、アンチ団体の個人旅行が広がってくる。 1970年代後半に現れた個人旅行の流れに先鞭をつけたのは、時間とお金に比較的余裕のあるOLの海外旅行熱の高まりだった。 一方、学生旅行の一般化は、格安航空券の普及、既製品のツアーにない個人旅行の広がりを産んだ。 「地球の歩き方」に代表される個人レベルでの貧乏旅行型旅行情報の流通も、やはりこの時期に生まれた。 1980年代なかばから、旅行先も次第に東欧や中南米、中東など、メジャーな観光地ではないところが発掘されるようになった。
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