画像サイズ: 520×383 (63kB) | やっぱりリヨンは面白い、そのリヨンも一応ここで終えるが、ここに一枚の写真がある。どこにでもありそうな噴水。これがじつは、NYの『自由の女神像』を作った彫刻家、(コルマールの出身)フレデリック・バルトリの作であった。制作の時期は、女神の後とのこと。現在はリヨンのテロー広場にある。
ところで、こんなエピソードがある。これはそもそも 1857年ボルドー市のコンペティションで当時23歳、才気溢れるバルトリが一等賞をかち得た作品だったのだ。そして市のカンコンス広場に置かれる筈だった。ところが作者側の事情で完成したのが女神像(は1886年)のあと、1888年のことであった。
翌89年には、パリ万博に出品され、その後リヨン市に売却され1892年になってやっと現在の場所に置かれた。また1995年には、歴史的記念物に指定された。
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