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[No.14878] いよいよブダペシュトへ 投稿者:   投稿日:2011/08/14(Sun) 21:14
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いよいよブダペシュトへ
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 と威勢よく書きだしたのはいいが、ろくな写真はない。バスが連れて行ってくれた英雄広場。この『記念碑』のあるところは広場のごく一部で、とにかく広いのに驚く。

 この塔は高さが36メートルあって、てっぺんに首都の守護天使ガブリエルが立つ。たしかこの像は1900年のパリ万博で、グランプリ受賞と観光パンフに書いてあったはずだが、ウィキ―などには見当たらぬ。

 この大天使ガブリエル像は、片方の手にハンガリー王の正当性を称する王冠、もう一方の手に二重十字架を掲げている。


[No.14879] Re: いよいよブダペシュトへ 投稿者:   投稿日:2011/08/14(Sun) 21:28
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Re: いよいよブダペシュトへ
画像サイズ: 383×510 (49kB)
 先ほどのはドナウの向こう岸、ペシュト側だったが、今度はブダ側の『漁夫の砦』。夜通し明かりをつけたままで、非常に幻想的な感じを与える。

 マーチャンのにもあったが、こちらは夜景である。


[No.14880] Re: いよいよブダペシュトへ 投稿者:   投稿日:2011/08/14(Sun) 22:05
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Re: いよいよブダペシュトへ
画像サイズ: 383×510 (50kB)
 漁夫の砦の前にこの像がある。この国をキリスト教国として建国した聖イシュトヴァーンの騎馬像である。ここにも二重十字架が登場する。

 ちなみに、イシュトヴァーンは、この国ではざらにある名前で、よくあるアレキサンダーのような名である。ちなみに、芥川賞受賞者の宮本輝が、縁あって3年間自宅で面倒をみたハンガリー青年(当時)も、セルダヘイ・イシュトヴァーン君である。


[No.14881] Re: いよいよブダペシュトへ 投稿者:   投稿日:2011/08/14(Sun) 22:35
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Re: いよいよブダペシュトへ
画像サイズ: 383×510 (42kB)
 別に自慢するわけではありませんが、このブダペスト・ヒルトン・ホテルほど素晴らしいホテルをあっしは知りません。マーチャーシュ教会、漁夫の砦はわざわざ歩くほどもない近さですし、ドナウや国会議事堂なども、指呼の間です。

 また、ホテル自身が、13世紀ドミニコ会修道院跡に建てられ、その遺跡をじつに巧い具合に、建物の中に取り込んでいます。


[No.14883] Re: いよいよブダペシュトへ 投稿者:   投稿日:2011/08/14(Sun) 23:41
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Re: いよいよブダペシュトへ
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船旅が終わったとき、あっしらはウィーン行きの切符を買うべく、ブダペスト東駅へ赴いた。ファッサードを眺めている余裕がなかったので、構内の写真を披露することにした。さすが完成当時はヨーロッパ一、と謳われただけあって、なかなか、壮麗な駅舎である。


[No.14884] Re: いよいよブダペシュトへ 投稿者:   投稿日:2011/08/14(Sun) 23:45
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Re: いよいよブダペシュトへ
画像サイズ: 510×383 (48kB)
 同上のホーム写真。


[No.14885] Re: いよいよブダペシュトへ 投稿者:男爵  投稿日:2011/08/15(Mon) 05:43
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つまり

オリエント急行は
この駅を通るということですね。


[No.14886] Re: いよいよブダペシュトへ 投稿者:   投稿日:2011/08/15(Mon) 11:00
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男爵さん、みなさん、お早うございます。

> つまり
>
> オリエント急行は
> この駅を通るということですね。

 男爵さんのおかげでクリスティーの「オリエント急行」を思い出しました。あの小説には、ハンガリー公使夫妻が登場するのでしたね。

 とにかく色々な国籍の乗客が乗っていて、さる言語学者などは、その面からこの小説に大いに興味をもった、と著書のなかで述懐していました。

 グレアム・グリーンに「スタンブール急行」という小説があるらしく、このスタンブールと云うのが分かりませんでした。

 さる物知り先生の説明によると、イスタンブールの呼び名も以前はバラバラで、称は決まったものがなく、ヨーロッパでは、これをスタンブールと読んでいたようですね、今ではトルコ政府の要請で外国人もイスタンブルと呼ぶことになっている、とか。★

 この小説で殺人事件の起こったのは、現クロアチアのヴィンコヴィッチとブロート(当時はユーゴスラビア領)の間と云うことでした。

★あっしの持っている新潮文庫「オリエント急行」でも、イスタンブールでなく、スタンブールになっていました。


[No.14887] Re: いよいよブダペシュトへ 投稿者:男爵  投稿日:2011/08/15(Mon) 12:27
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唐辛子 紋次郎さん、みなさん、は

>  男爵さんのおかげでクリスティーの「オリエント急行」を思い出しました。あの小説には、ハンガリー公使夫妻が登場するのでしたね。
>
>  とにかく色々な国籍の乗客が乗っていて、さる言語学者などは、その面からこの小説に大いに興味をもった、と著書のなかで述懐していました。

中学生の時
ハヤカワのこの翻訳書を読んだとき
騙されたと思いました。

いま読むとベルギー人ポアロは
フランス語もドイツ語も英語もできるから
こういう事件にはうってつけだったわけです。

中東での仕事を終えたポアロが、イスタンブル発カレー行きのオリエント急行に乗るという設定は巧みでした。