皆様、ご無沙汰でした。 猛暑、お見舞い申し上げます。(クーラーかけっぱなし、電気代、気にしてます) ヒマツブシです、御読み捨て下さい。 さて、本日は「終戦記念日」、「記念日」って言うのは、おめでたい日とか、嬉しかった日に付けると思っていたんですがあ、まぁ〜、終戦も人に依っては嬉しかった日になるのでしょうね。 あの日、俺は爪哇島の基地に居ました。 正午から(当時は時差に関係なく、爪哇島も日本時間でした)重大放送が在るとか、何でも陛下が直々に”もっと確り戦争をしろ”って言うらしい・・・でした。 Made in USA の Sky-Chanpion とか言う、周波数直読式の短波ラヂオを持ち出して、それを取り囲んで、固唾を呑んで、時を待ちました。 周波数は11,800KCだったかなぁ?、NHK(今の)の短波放送でした。 フェーディングが激しくて、音声が上がったり下がったりでしたが、俺には大意は分かりました。 ”干戈を納め・・・”っていうとこが決め手でした。 当時は、俺は耳が良かったのです。 他の連中は、意味不明とか、陛下が激励した、と思った連中が居たことは確かです。 その瞬間、思ったことは、正直「これで命が助かった!!!」でした。 それから復員船で名古屋港に帰り着くまでの一年間・・・別の話になりますので、 追ってネ。 戦争が終わった途端に、現地の人々に”バケエロー”って言われたのはショックでした。
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