大正の部屋  ー温故知新ー 
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[No.424] Re: 風呂事情 投稿者:   投稿日:2008/03/10(Mon) 10:45
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白兎山人さん ツリーのみなさん

 遅いコメントお許しください。

> 街で家庭に風呂がある家の割合はどのくらいだったのでしょうか。
> 北九州の父の生家は町中ですが 五右衛門風呂でした。

 僕が戦前京城(ソウル)に住んでいたとき、五右衛門風呂でした。
浮いている丸く造った板を踏んで入るのだけれど、踏み方に要領があって何時も四苦八苦していました。
どういう理由か、家に五右衛門風呂があるのによく銭湯にも行きました。
大きな湯船の傍に布で出来た大きな網があって、湯に浮いている垢を救って捨ててから入ったものです。夜になると相当に汚い湯になっていました。
 電気風呂なんて物騒なものもありました。湯の中に電気を通しているのです。
湯船の真ん中に入るとなんでもないけれど、両手を広げるとビリビリ痺れる。
どの程度まで広げられるかなんて友達と遊んだものです。
冬の寒い夜なんか、銭湯から帰るときに手ぬぐいの端を持ってぐるぐる回しながら歩くと、家に着くまでには凍って手ぬぐいが立ちました。

 この銭湯で虱を貰い、晴れた暖かい日などは学校の校庭でみんなで虱退治をやらされました。
自分の下着を自分で見たら居ても居ないふりをするからお互いに交換して退治しなさいと先生が指示しました。「あっ居たっ」なんて相棒が大声を出すのが嫌でした。
もっともパンツまでは交換しなかったけれど。
あの虱ってやつは、両手の親指で潰すとプチッと音がするんですよね。
卵を持っている奴だと、その小さな卵も丁寧に潰したりなんかして・・・


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