悠々世代 
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[No.809] 津軽へ雪見に 投稿者:   投稿日:2009/02/20(Fri) 15:57
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津軽へ雪見に
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雪を見たくなり津軽へ行った。

上越新幹線で新潟へそれから日本海を眺めて秋田に出て一泊。雪の少ないのにがっかりした。

津軽ならば雪はあろうと五能線に乗ったら強風で列車が途中で運休、バスの代行運転に。乗客は不満たらたらだったがこちらはモトよりフリーマン、これも一興と余裕で眺め五所川原で降り、ストーブ列車で終点まで往復。折から雪が降りしきる景色を見て、五所川原で一泊。少し酒が過ぎた。

明日はどこに泊まるかと秋田で買ったガイドブックを見て、‘ランプの青荷温泉’が気に入った。弘前でケータイしたら一人OK。今日は後期高齢への祈念の日、少々飲んでもいいだろう。弘南電鉄で黒石へ、そこからバス二つ乗り継いでの山奥へ。

深い雪の中にひっそりと佇むランプの宿。電気もテレビもない不便をウリの温泉だ。不便が贅沢と初めて知らされた。自然と同宿客との距離が近くなり会話が弾んだ。

ランプの明かりでは本を読めない。温泉に入るか寝るしかない。


食事で隣りに座ったおネーさん(60〜65?)は物好きにも一日東海・東北新幹線を乗り継いで来たという。弘前で時間があるから一緒に弘前城へということになり雪の道行きとなった。

だれもいない白一色の弘前公園を歩いていると彼女が不意に「だれが見ても夫婦と思うでしょうね」と言った。

飛行機、列車の時間でちょっと残念だが昼食のレストランでサヨナラした。いくつになっても男と女、少しばかりときめいた。橋本治のような小説は書けないがよしとしよう。

いい旅だった。


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