[No.112]
非常警報機が止まらない
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投稿日:2010/10/17(Sun) 22:49
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泊まりで介助に行って、今日15時40分頃に事件は起きた。
私は16時に退出、代わりの泊まりの人が、夕食の材料を
買いに出ていた時のことだった。
お風呂の準備をしてあげようと、風呂場で洗った椅子などを
並べている時に非常警報ベルが鳴り出した。
風呂場を飛び出して台所へ飛んで行ったら壁に備え付けてある
非常警報装置が「緊急事故発生、緊急事故発生」と叫びながら
ボタンが真っ赤になって、わめいていた。
停止ボタンが一番下にあったので押したが止らない。
火の気はないので、ベルの故障かと思ったりしたが、心は穏やか
ではなかった。
買い物に出かけたのは、非常勤なので、帰ってくるのを待った。
それからが大変だった。ブレーカーを片端から下ろしたが、
ベルは止ったものの、台所の電気までつかない。これではなにも
できない。
そんなことで消防署へ電話した。相談したつもりだったのに、
来ましたね。「ウーウー、ジャンジャン」と消防車が!
車で来ないでくださいますか。とも言ったのだが!
3人もの所員が、やってきました。すぐに原因がわかりました。
やりかたを教わってほっとしました。
そこにいた障害を持つ2人は、特別驚かず、我関せずと知らん顔の
70代。そばへやってきて、風呂場の非常ボタンを押すように、指で
教えてくれたり、鳴っているのを楽しんだりしていた30代の女性。
あれで終わってよかった。なにかあったらと思うとぞっとした。