[No.183]
税務署長の冒険
投稿者:男爵
投稿日:2010/12/12(Sun) 20:27
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> > 宮沢賢治の
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> > 税務署長の童話を紹介したいと思います。
> > もっとも、これは戦争前の話ですが。
>
> 待っています。
あやさん
宮沢賢治は
1896年(明治29年)に生まれて、 1933年(昭和8年)に亡くなったのですから
戦争前の人ですが
それでも、密造酒の童話を作っているから
昔から密造酒をつくって脱税していた話はいっぱいあったのでしょう。
宮沢賢治はエスペラント語の講演を聞いて
自分もエスペラント語の勉強をします。
だから
彼は岩手のことをイーハトーヴォ(イーハトーヴ)と名づけたり
盛岡のことをモーリオと呼んだりしました。
エスペラント語では地名はオで終わるのだとか。
この童話では職務に熱心な税務署長さんは
苦心して密造の現場をおさえようと
聞き込みをしたり、変装して酒を買おうとして
必死に動き回ります。
そして、とうとう密造酒の工場を見つけます。
しかし、庶民も必死ですから、あべこべに署長さんは捕まってしまいます。
とうとう縄で縛られた署長さん
どうしよう、殺してしまおうかなどと物騒な相談がはじまり
あわやというところで、部下が助けに来ます。
こちらてす。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/1941_17444.html
この中に出てくる
ハーナムキヤの町とは花巻のことで
ユグチュユモトの村とは花巻温泉の入口に近い湯口地区のことです。