画像サイズ: 345×538 (64kB) | で、ご来場者ですが、大人も子供も、次々やって来るので、応接にいとまのない有様でした。あっしのモットーは「さわる、たべる、うごかす」です。
美術館、博物館のように、上から目線では客は敬遠します。見せてやるのではなく、見て頂くのです。ですから、子供用には、駄菓子なども色々用意し、摘まんでもらいます。
殆どの展示物は、触ったり、自分で操作してもらいます。そのため、音のするものを用意しました。また、子どもの喜ぶ動くもの、登場したのは大分前のように思いますが、文字通り引っ張り凧だったSAFARIなども二種類ほど並べました。また、ことしのカイガイで仕入れた、ピノッキオ人形は、ヒモを引くと体操をするので、小さい子には人気ではないかと思い、和室の柱にぶら下げました。
予想通り、この二つは子供たちに大人気で、2回も会場へ足を運んで呉れた子もいました。
大人には、懐かしグッズが一番。往年の人気女優、俳優、歌手などのブロマイドが喜ばれました。また、昔グッズでは、文科省でなく、文部省のころの国語教科書。
さいきん再び脚光を浴びた例の『稲村の火』の載っているページは、すぐ見られるようにあらかじめ、ページを開いて置きます。またこれは素通りかなと心配していた「キンダーブック」をご存じの方も、いくたりか、ありました。まだ上に鬱陶しい高速道路なんぞが出来ていない頃の、ふる〜い『日本橋』の絵葉書、ちんちん電車の走る永代橋や、まだ建て替える前の、丸ビルの風景写真などなど。
もとサラリーマン諸氏には、トリスの「洋酒マメ読本」に、豆本の「立川文庫」。
しかし何といっても、このイベント最大の収穫は、普段テレビとしか話の出来ないみなしごハッチのような境遇の、気の毒な独居老人、つまり、早く云えばあっしのことですが、予想外のたくさんの男女の大人や、大勢の子どもたちと、双方向の会話を楽しめたことです。したがって、両日の『メッセージカード』は、唐辛子家の家宝として、永久保存されることに、カクギで決まりました。家宝ですから、とうぜん、盗難保険についても、現在、鋭意検討中であります。以上をもって、大成功のミニミニイベントの報告を終わります。 終わり
写真は、紐を引っ張って、ピノッキオに体操をさせようとしている子どもです。 |