PCのマニュアルを読むと さっぱりわからないコンピュータ用語のカタカナで続出 ユーザは困るのですね。
欧米人にも理解しがたいカタカナのあふれる 化粧品やファッション業界の雰囲気的な文章はいかがなものか。
だが 外来語のように、異文化、新技術導入の際には カタカナは便利でかつ必要なものです。
たとえば エスカレータやファクシミリを別な日本語で言い換えたら ながい表現になってしまう。 また、どう説明しても十分には説明できないだろう。
アニメーション、パフォーマンス、シンドローム、アイデンティティー など(日本語に直されず)そのまま使われている言葉は少なくない。
中国のコンピュータの参考書を読むと、Bugを「故障」、Debugを「排除故障」と書いてある。
日本ならバグ、デバッグと、そのまま使うところだ。
RAM:「随機存取存儲器」 日本ならあっさりラムとかたずけている。 ラムとはUSBメモリーのように、記憶を書き直したり、保存したデータを読み出すことのできる補助記憶装置をさす。
ROM:「只読存儲器」 日本ではロム 映画や音楽ソフトのCDやレーザディスクのように、読み出しはできても、書き直すことのできない記憶装置をさす。
一時期パソコン通信の世界では 会議室の記事を読むだけの人をロム、読んだり書いたりする人をラムと呼んでいた。
カタカナのない中国では 外来語を漢字で置き換えて苦労している。
日本語のカタカナ表記はすぐれた面がある。(日本語のカタカナ、ひらがな表記を見て、ずっと後で朝鮮でもハングル文字が考えられた。しかし、実用までにまた時間がかかっている)
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