宴会などの時、司会者が「まずかわきりに」と言って、挨拶者を指名することがよくある。ところで、どこの皮を切るのか?東洋医学で、昔は、お灸をする時、まずはじめは皮を切ったと思われるほどいたかったのだ。そこから、まず最初はの意味で、「まずかわきりに」と言うようになったのである。若い人は「最初切るのは処女膜だろう」と言ったという逸話もあるそうだ。 「知っているようで知らない日本語」 柴田 武 PHP文庫 多摩のけん