キュウリののり巻きを「かっぱ巻き」といいますね。何故でしょう?
日本人は米食で、田圃でお米を作ります。 米作りでもっとも大切なのは「水」です。
そのため日本人は昔から「水の神様(水神)」を田圃の神様といっしょに 用水路の近くの祠で祀り、また、井戸や水汲み場でも祀っています。
そして、水の神様には、初なりのキュウリをお供えする習慣があったのです。 この「水の神様」がかっぱなのです。
そこから、キュウリとかっぱが結びつけられ、キュウリののり巻きを「かっぱ巻き」 というようになったのです。
「雑学子どもにウケる たのしい日本」 坪内忠太 新講社
多摩のけん
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