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[No.824] 子孫が語る永倉新八 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/29(Thu) 18:39
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杉村悦郎:子孫が語る永倉新八、新人物往来社(2009)

著者にとって
新撰組生き残りの永倉新八は曽祖父にあたる。

著者や著者に父からみて
鞍馬天狗の敵の新撰組は悪者という
鞍馬天狗史観というのは非常にやりきれないものだったらしい。
(鞍馬天狗とわたりあう近藤勇は堂々とした侍と描かれていたが)

新撰組始末記を書いた子母澤寛は忘れられていた新撰組を
世に復活させた。

会津若松には新撰組の主な隊士の墓がある。
会津の人たちからみれば、新撰組は会津藩公の信頼できる侍たちであり
松平容保は孝明天皇の最も信頼を寄せた人物のひとりだった。


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