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[No.826] Re: 子孫が語る永倉新八 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/29(Thu) 21:10
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> 杉村悦郎:子孫が語る永倉新八、新人物往来社(2009)

永倉新八は松前藩士だった。
幕末動乱期に松前藩を脱藩して新撰組に入る。

それから
松前に戻り
明治4年(1871年)以降は杉村義衛と改名し、樺戸集治監(刑務所)の撃剣師範を務めた。
樺戸監獄は
北海道人なら
いまでいえば月形の刑務所といえばわかるでしょうか。
そこの剣術の先生だったわけです。

さて
新撰組が華やかだったころ
池田屋におしいった新撰組。 ここでの事件が長州藩に恨みをかうことになる。

その池田屋ではなんとか生き延びた長州藩士内山国雄は
函館戦争で榎本軍に勝利をおさめ
そして松前の福山出張所の長官になる。

地方行政の基礎を作る仕事で、俊英として評判だった内山はしかし
予算のことで困難に出会う。
彼はニシン漁師に重い税をかけて漁師たちの反乱に遭い
長官の地位を追われ、東京に左遷され病死する。、

長倉新八も松前にいたのだが
この内山が長官として赴任する一年前にもう樺戸監獄に赴任したらしい。


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