[No.5385]
Re: 飯田線と遠州鉄道をつなぐ旅
投稿者:男爵
投稿日:2017/04/04(Tue) 06:00
[関連記事] |
どうしてこの旅を決行したか。
それは、ある推理小説を読んだとき
あまり知られていない、この水窪−西鹿島のバスルートが使われていたからです。
『津村秀介:天竜峡殺人事件』
それを体験してみたいと思っていたからでした。
ところが最近、このルートは幻の佐久間線であったのを知ったのです。
遠江二俣駅(現・天竜二俣駅) - 山東(やまひがし)駅 - 船明(ふなぎら)駅 - 相津(そうづ)駅 - 遠江横山(とおとうみよこやま)駅 - 遠江西川駅? - 瀬尻駅? - 中部天竜駅
その建設の歴史は
1967年(昭和42年)に総工費81億円で建設を開始したが、
1980年(昭和55年)に、路盤が約50%完成したところで、国鉄再建法により工事中止された。
遠江二俣 - 遠江横山間には、築堤やトンネル・橋梁などが、現在も所々残っている。
ということなんですね。
未完成のまま放置されたトンネルのいくつかは民間に払い下げられ、
椎茸栽培やワインセラーなどに活用されているそうです。
だから
私が見てきた船明ダム
あれは 船明ダム湖に架橋予定であった第二天竜川橋梁の橋脚が、歩行者・自転車専用橋「夢のかけ橋」として再利用されていたのです。
> 飯田線は、愛知県豊橋駅と長野県辰野駅を結ぶJR東海の路線ですが
> 6時間以上かかります。
>
> この飯田線の途中の水窪(みさくぼ)駅から静岡県の(遠州鉄道)西鹿島駅まで
> 山の中を走るバスがあります。
この本を読んで驚いた次第。
川島令三:幻の鉄道路線を追う