画像サイズ: 640×337 (94kB) | 前回もたった一泊の旅でしたし、箱根を全部見られたわけではありませんでした。 で、もう一度、箱根へ行こう。幸いお正月は、お天気続きで暖かいとの予報を見て、3日−4日に行くことにしました。
先にお話しました獅子文六さんの小説「箱根山」で、東急グループと西武鉄道グループが箱根という土俵で、がっぷり四つに組んで戦ったというお話しましたが、 前回の旅は、この「東急系」というか小田急・箱根登山系のフリーきっぷを持っての旅でした。 今回は、もう一方の雄、「西武系」というか「伊豆箱根系」のフリーきっぷである「箱根旅助け」という通行手形を持って、前回とは違うコースを歩いてみたいと思ったのです。
もう一つの動機は旧臘「360度全天球カメラ」なるものを買ってしまったということにあるのです。 このカメラが実力を発揮できるのは、見晴らしのいい広い場所なのです。 そこで、やたらと高いところへ登りたくなってしまったわけです。
ところがこのフリーパスを手に入れるのが大変だったのです。 出発を熱海駅にしたためでもあるのでしょうが、まずのこの切符が買える営業所の場所がわからない。バスターミナルの端から端まで探しまわってやっと見つけたのがこの「貼り紙」です。 くだんの営業所は、バスターミナルよりもっと先の干物屋さんの向こうの、「観光バス乗り場」の更に先にあったのです。
ここでやっと念願の「通行手形」を手に入れることができたのです。 |