多摩のけんさん
>●高峰秀子
>「デコちゃん」の愛称で親しまれていたこの方についても、ことさら説明することはありません。
ラジオ深夜便で珍しく 彼女の歌が流れました。歌がうまいですね。 新東宝女優陣の中心となり、1949年(昭和24年)公開の「銀座カンカン娘」では主題歌も歌う。
「二十四の瞳」は「浮雲」と並ぶ秀子の代表作。 でも、「二十四の瞳」は小学生の時見て感動したが、「浮雲」のほうは大人の話なので大学生の時テレビで見たがよくわかりませんでした。 林芙美子の小説ですね。
「喜びも悲しみも幾歳月」では佐田啓二と灯台守夫婦を演じ、主題歌とともに大ヒット こちらも中学生の時見た映画で、灯台は日本中にあって、しかし辺鄙な場所にあるから灯台守は大変な職業だなと思いました。
灯台守のおかげで船舶も漁師の船も安全。 大事な仕事。
若い黒澤明は高峰秀子と仲が良く、「馬」の撮影の時、突然馬が暴走し、馬上の秀子があわやという時に、黒澤が身を挺して馬を止めた話は有名。
しかし、秀子の母親は「助監督風情に娘は嫁にやれぬ」と黒澤の求婚を断ったため 発憤して黒澤は世界の黒澤になったのではないか。
その後の秀子の親の様子を見ると、かねづるを放したくないようで 娘の幸せなんか考えていないようだった。 秀子もそれに気がついて、親離れの作戦を練る。
自伝に詳しい。 いろんな親がいるものだ。 乙羽信子の親も似たようなものか。 娘の映画スターのおかげで親たちは経済的に豊かになる。 http://www.ne.jp/asahi/kaze/kaze/hideko.html
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