[No.649]
落語のはなし
投稿者:さんらく亭
投稿日:2013/10/23(Wed) 13:03
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落語の話はまだ出てませんね
昭和30年代前半、東京の独身生活での楽しみは寄席通いでした。人形町末廣や上野鈴本も行きましたが足繁く通ったのは新宿末廣亭です。靴を脱いで下足札を受け取って入り桟敷席で座布団に坐って見るのが好きで自分の好きな席を決めていました。
(もう40年以上も行ってないので変わったでしょうね)
当時は古今亭志ん生や桂文楽、林家正蔵や柳家小さんが人気絶頂で春風亭柳橋や桂三木助もラジオの番組(「話の泉」など)で人気者でした。林家三平がまだ若手で爆笑を取っていましたがあんなのは落語じゃないと思っていました。私は志ん生の他に三遊亭圓生と春風亭柳好が好きでこの三人が出るときは無理してでも末広亭へ通ったものです。
志ん生の歿後、長男の金原亭馬生と次男の志ん朝もそれぞれ父親のいいところを継いで人気実力とも上昇中のときに若くして(50代半ば〜60そこそこ)亡くなったのは残念なことです;;
ときどきYoutubeでこの噺家たちに再会できるのは有難いことです
http://www.youtube.com/watch?v=4fuqkRmJvZ4
(三遊亭圓生の「寝床」)