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[No.698] 刑事コロンボ 投稿者:さんらく亭  投稿日:2013/10/27(Sun) 17:57
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「刑事コロンボ」まだやってますね〜、NHKBS3で毎週土曜日の午後。

いちど見たと知っていて又見てしまいます。きのうは「2枚のドガの絵」でした。
今までに見た中で私が好きなベスト5は、「構想の死角」「自縛の紐」「溶ける糸」「別れのワイン」そして「2枚のドガの絵」です

1972年が第1作でコロンボ役のピーター・フォークが2011年に亡くなる2年前までに69話作られたそうですが、その殆どを見ています。普通の探偵モノと違って初めに犯行があって犯人も手口も観客には分かっている。そこへ刑事が駆けつけて如何にして犯人の手の込んだ犯罪を暴くかという筋書きは変わりありません。

犯人は必ずエリート、有名人、上流階級、大金持と決まっていて完全犯罪を企んでいる。対照的にコロンボはボサボサ頭で猫背にヨレヨレのレインコートを着て安物の葉巻を咥えたしょぼくれた中年で難事件を解決する敏腕刑事とは到底思えない。犯人も極悪人として描かれてなくて犯行の一面には人間としての弱みや一種の味わいを持たせているのも刑事モノとして変わったところです

日本語の声の吹き替えが最初の小池朝雄が亡くなって石田太郎に替わったときは違和感を覚えましたが今は誰か知りません。コロンボも永年やって歳とって顔の皺も髪の毛もかなり老けましたが却って魅力が増しています。NHKBSの放映予定を見るとまだまだ続くようで楽しみです。
  来週11.2は「もうひとつの鍵」。


[No.699] Re: 刑事コロンボ 投稿者:男爵  投稿日:2013/10/27(Sun) 20:06
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さんらく亭さん

> 「刑事コロンボ」まだやってますね〜、NHKBS3で毎週土曜日の午後。

> 1972年が第1作でコロンボ役のピーター・フォークが2011年に亡くなる2年前までに69話作られたそうですが、その殆どを見ています。普通の探偵モノと違って初めに犯行があって犯人も手口も観客には分かっている。そこへ刑事が駆けつけて如何にして犯人の手の込んだ犯罪を暴くかという筋書きは変わりありません。

「刑事コロンボ」は、アメリカで制作・放映された、ロサンゼルス市警察殺人課の警察官コロンボを主人公としたサスペンス・テレビ映画である。
  テレビ映画 はて テレビドラマ?

音声吹き替え版で日本でも放送。民放テレビでは2時間枠の放送となる。

制作はユニヴァーサル映画。主演のピーター・フォークにとっては、初めての本格的な刑事ドラマとなった。

独特のテンポで進むストーリーで、知的で社会的地位も高い犯人が完全犯罪を目論むも、一見愚鈍で無害そうなコロンボにアリバイを突き崩され、自ら破滅の道を転落する必罰的展開ながら、コロンボと犯人との駆引き、静かにそして確実に追い詰められて行く犯人の内面の葛藤・焦りといった感情描写や、コロンボのユーモラスな台詞回しなど、そのいずれもが味わいのある1話完結の人間ドラマとなっている。

最初に完全犯罪を企む犯人の周到な犯行を視聴者に見せた後、一見して隙のない犯人が見落としたほんの僅かな手がかりを元にコロンボが犯行を突き止める構成となっている。
 ミステリー小説では倒叙物と呼ばれる形式である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%91%E4%BA%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%9C

日本の推理小説でも倒叙物はすくないけれど、ありますね。

テレビドラマの「古畑任三郎」は、倒叙物「刑事コロンボ」の日本版ですね。