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[No.47] 佐賀のがばいばあちゃん 投稿者:男爵  投稿日:2013/11/07(Thu) 15:09
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>運動会・遠足・学芸会・展覧会について話題を広げるため
>図書館で何か参考になりそうな本を探したのですが
>なかなか見つけられません。

>一番ほしいのは、小学生の時の思い出を書いた本です。

そういえば以前どこかで紹介した本の中にありそうな気がして
図書館から借りてきました。  再度読んで発見。

  島田洋七:佐賀のがばいばあちゃん

著者は小学生の時
事情があって母と離ればなれになり、母の母つまり祖母と一緒に佐賀で暮らす。

貧しいけれど祖母と元気に毎日生活していた。

運動会はかけっこが得意の著者は
運動会は楽しい日であった。

しかし
母は当然来られないし、祖母も来ない遠藤会は淋しかった。
みんなが応援に来た家族一緒においしそうな弁当を食べるのに。

著者の弁当は祖母が作ってくれた
ごはんと梅干しの弁当を食べるしかなかった。

ところが
担任の先生がお腹が痛いからといって
弁当の交換をしようと言った。
先生の弁当は豪華だった。 卵焼き、ウィンナー、エビフライ それまで見たこともないような料理が詰め込まれていた。

それから毎年、小学校を卒業するまで
担任の先生は変わったが、いつもお腹をこわした先生が弁当の交換を申し出た。


[No.87] Re: 佐賀のがばいばあちゃん 投稿者:男爵  投稿日:2013/11/11(Mon) 06:39
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>   島田洋七:佐賀のがばいばあちゃん
>
> 著者は小学生の時
> 事情があって母と離ればなれになり、母の母つまり祖母と一緒に佐賀で暮らす。
>
> 貧しいけれど祖母と元気に毎日生活していた。
>
> 運動会はかけっこが得意の著者は
> 運動会は楽しい日であった。

中学校に入ってもスポーツが得意でクラスの人気者。
運動会のマラソン大会では二年生のとき優勝した。

中学最後の運動会 三年生になったが優勝しなければならないというプレッシャーを自分でも感じる。

母親も特別に見に来るという。

だが、前日に来るはずの母親は来なかった。

がっかりするが気を取り直して走る。
二位以下をずっと離して走った。

家の近くまでくると、母の声が聞こえた。 間に合ったのだ。
思わず涙が出た。
バイクで先導してくれた先生も泣いていた。

それから走って走って一着でゴールインした著者は
二位の選手を200メートルも離していた。
学校はじまって以来の記録だった。


野球部のキャプテンだった著者は
特待生として、広島広陵高校に入学し、母と一緒に暮らすことができた。