[No.1147]
都会の留学生の不満
投稿者:男爵
投稿日:2015/11/17(Tue) 04:50
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> 留学生が数十名になってから
> 日本語を教えるボランティアの婦人たちの団体がいくつかできました。
> 花見や紅葉狩りに連れて行ったり、自宅でクリスマスパーティをしたり
> 東京までの夜行バスが満員で、別のバスに乗ろうとしたら
> 駅から数キロ先の停留所なので、そこまで車で送ってやったり
> 留学生の妻が出産するとき、病院までマイカーで乗せてあげたり
> それから
> 生活に必要なコタツやテレビや食器棚の古いものを見つけてきたり、自宅の不要になったものをあげたりしています。
地方の大学だと、外国人は珍しいからでしょうか、その地域の人たちも留学生との交流も楽しいみたいです。
ところが
都会だと外国人留学生は珍しくもなんともない。
都会の人はクールだと留学生は言います。
中国のある町で通訳をしてくれた女の人は
東京に3年間いて日本語の語学研修したが
住んでいたアパートの住人から、三年間とうとう一度も声をかけられなかった。
寂しかったと言っていました。
これはまた別の中国人留学生でしたが
その留学した大学では博士課程がなかったので
修士課程を終えてから筑波大学に進学しました。
そこで、しばらくしてから、筑波に用事があったので
その留学生と再会の機会を作り、様子を聞いてみたのです。
その学生も、東北にいたときはみんなが親切で楽しかったが
筑波大学では外国人留学生が500人以上もいて、町の人たちから誰からも声をかけられず寂しいです。
あの東北の町は良かったと思い出していました。
外国人留学生を何かとイベントに呼んだりして、一種の人寄せパンダみたいなことをして
何をしに留学したのか、勉学第一ではないかと言う人もいましたが
地域の祭りに参加したり、ホームスティあり、留学生の自国料理大会や民族音楽の披露など次から次と誰が考えるやら
楽しい行事が毎年続いています。
そういうことを世話するボランティアの人たちは留学生が好きなのです。
国際交流が好きなのです。