| 過去ログ[2] |
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「ねー ちょっと高いけど毛蟹があるのよ 私が奢るから買ってもいいでしょ」と、女房。
一昨年の冬に何年ぶりかで毛蟹を買って食べたのを思い出した。
それは鋏と足を紐で括って大鋸屑の中に入っていた。
触ると微かに動いて口から泡を出し、生きていることを表した。
生きたままで釜茹でした毛蟹は美味しかったが、なにか後ろめたかった。
「あれ、旨いけれど生きたまま茹でるのは可哀想だよ」
「あら、止める？」と女房。「うん」と俺。女房は残念そうな顔で買うのを止めてくれた。
僕等が買わなくても誰かが買って生きたまま釜茹での刑にするに決まっているし、売れなければそのまま死んでしまうだろう。捕らわれて長い間手足じゃーなかった、鋏と足を縛られて大鋸屑に埋められ、あげくに果てに死ぬ運命。助かる見込みはない。
だとしたら一刻も早く殺して楽にしてやった方がいいかな？
いや、でもやっぱり生きたまま茹でるのは可哀想だし、それかといってどうやって殺したらいいのか？
買って海へ逃がす気などは全くない。
いやいや、毛蟹が可哀想なのではなくて、そう考える俺に意気地ががないだけなのだろう。
[Res: 784] Re: 毛蟹 投稿者：白兎山人 投稿日：2005/05/16(Mon) 10:53マサちゃん こんにちは
陽だまりの部屋へようこそ（＾＾）
孔子は「君子包厨に入らず」と言ったそうです。
鶏を絞め殺したり、魚を殺す現場を見るにしのびないので、台所には入らない、と。
でも、食べないわけじゃなかったらしいので、
これって 勝手な言い分みたいですね
食べないマサちゃんは まだ良い方？（＾０＾）
カニを茹でるの平気な 白兎山人
[Res: 784] Re: 毛蟹 投稿者：ら、めーる 投稿日：2005/05/16(Mon) 22:06マサちゃん ,山人さん。
私も生きた蟹はとても茹でることは出来ません。しゅじんは釣りが好きでよく蟹や魚をいきたまま持ってきたものです。
私はしらんフリしていました。主人が料理してくれました。私がいきたのを殺せない事を知っていましたから。
私は男性と女性はそういうところが違うのかな〜と今まで思っていましたけれど、そうでもなさそうですね。
中国や韓国の市場では当然食料にされるであろう鶏や、豚の頭や
犬の皮をむいたのがぶら下がっていましたそこは横を向いて
通りすぎたものです。
[Res: 784] Re: 毛蟹 投稿者：マサちゃん 投稿日：2005/05/17(Tue) 07:35白兎山人さん ら、めーるさん コメントありがとうございます。
人というのは実に勝手ですね。
人が殺したものは旨い旨いと食べるくせに、自分は殺せない。
あるいは殺すところは見たくない。
殺して食べると云えば、戦後間もなくの中学生だった頃、飢えて飢えてどうしようもなかったとき、僕は食べるために自分で飼っていた兎を絞め殺したことがありました。
母が「お前真っ青な顔だよ」と云ってました。
[Res: 784] Re: 毛蟹 投稿者：あや 投稿日：2005/05/17(Tue) 18:02マサちゃん、陽だまりへようこそ。そしてありがとう。
16日には毛蟹の写真が目に入ったのに、読むひまがなく、
遅れましてごめんなさい。
食べられる命を持って生れてきた毛蟹？ だから「おいし
かったよ」と食べてあげれば喜ぶと思うけど！
でも、生きたものを殺すのはと思うのも、その通り。
昔、近所に豚が逃げてきたことあったのです。
やはり、戦後間もない頃、朝鮮の方が捕まえて、お肉にな
ったようです。
見には行きませんでした。
また、書いてください。