スペイン系の人たちの、”あっちの方の能力”がスゴイとは、かねがね聞かされていたが、こんなにスゴイ紋とは知らなかった。グヤジ〜!
このほど、スペインの人気歌手、フリオ・イグレシアス(来日したこともあるので、ご存知の方も)のお父っぁんが死去したとの、報道を新聞紙上で読んだが、この人只者ではない。
最初の妻(ロサリオ・デ・ラ・クエバ)とは40年間夫婦生活をともにしたが離婚(この間、フリオとカルロスの二人が生まれた)、四年ほど前、フロリダでアメリカ人の女(黒人)、ロンナ・キースと再婚、昨2004年3月には長男ハイメが誕生したが、つい先日夫婦して記者団に、近くに新妻との間に、第二子が生まれると公表したばかり。
それが去る12月19日の早朝、急病のため入院、息を引き取った。と聞いただけでは人は驚かぬが、年齢を聞いたらおそらくビックリする。なんと御年90歳だというのだ。
老いて益々さかん、という言葉はあるが、これには日野原さんや、三浦雄一郎のお父さんも脱帽するに違いない。しかも、1981年(当時65歳)にはサラゴサの近郊で、ETA(バスク地方独立分離派組織)に拉致され、翌年警察の手で、救助された、そんな危ない目にも遭っている。
タダの爺さんではなく、レッキとした、マドリードのさる診療所の、婦人科医で、回想録の著書もある。ま、紋爺なぞ、何度生まれ変わっても、足元にすら近寄れぬ、世界の老人の鑑、とも云うべきお方なのである。 (-_-;)
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