皆さん 今日は
次の「朝日新聞」の見出しを見てどうお感じになられるますか? 小泉首相の靖国参拝の違憲訴訟の判決について、報道紙面の扱い。
H16年4月6日:福岡地裁で、主文は「参拝による精神的被害の慰謝料請求は、 棄却」理由説明の中で「参拝は宗教活動と違憲判断」 4月7日:夕刊トップ記事「小泉首相の靖国参拝 違憲」 4月8日:朝刊1面中段記事「首相参拝続行に逆風」 社説記事「小泉首相に重い判決」
H17年9月30日:大阪高裁で、主文は「参拝による精神的苦痛の賠償請求は、 棄却、理由説明の中で「公務で宗教的活動と違憲認定」 9月30日:夕刊トップ記事「小泉首相の靖国参拝は違憲」 10月1日:朝刊1面記事なし、社説記事「参拝を止める潮時だ」
この2件以外の各地の地検裁・高裁(計10件)はいずれも憲法判断せず、 其れは政治の問題?と逃げて、ノータッチ。そしていよいよ最後の最高裁、
H18年6月23日:最高裁第二小法廷で「参拝による精神的苦痛による損害賠償は、 棄却、首相の参拝が政教分離の憲法に違反しているか、 どうかの判断には触れず」 6月24日:朝刊社会記事(38頁)「首相靖国参拝、最高裁憲法判断せず」 6月25日:社説記事「肩透かしの最高裁判決」
此処で今まで12件の靖国参拝訴訟で、全て主文は原告敗訴(損害賠償に当たらず) 其の敗訴説明の中で靖国参拝は憲法に違反していると言う、 判決説明は上の「福岡地裁」と「大阪高裁」の飛んでる裁判官のいる、 2ヵ所のみ、後はノータッチ。そして今度の最高裁も憲法判断せず。
さて、そこで朝日の報道の仕方は、違憲判断が盛り込まれた上の2件は、 一面トップ、社説も小泉攻撃の凄まじい事。 ところが今度の最高裁が最後の判定で憲法判断をしないと、一転記事は、 三面格下げ、社説も最高裁に筒先を変えた。
これでは、あんまり!いや朝日にとっては当たり前か? 自社自説に添えば一面トップ、添わねば三面格下げその一面には、 サッカーのリーグ敗退の情けないニュース。
報道の重心が軽くなって軸が定まらないのではと心配です。 最高裁がジーコの下になるし、日銀の382兆円(マネーサプライ)が、 ポケットマネー1千万円(福井総裁の小銭)で、宙ぶらりんに為るし、 朝日ばかりでなく、他の各社、特にTVは(国民)哀れな35斉達を何処に、 持っていこうと考えているのでしょうか?
もう直ぐマッカな太陽の季節、カー!と行きましょう。 35斉
|