皆さん今日は
レバノンの戦火は益々広がってきました。 「第5次中東戦争」と銘々されるのは時間の問題です。
国際情勢はよく分かりませんが、 パレスチナとイスラエルが停戦合意後も燻りつづけ役者も替わり、 イ:シャロン⇒オルメルト、パ:アラファト⇒アッバース(議長)に、 おまけにパレスチナは強硬派のハマース(ハニヤ首相)が政権を握り、 イスラエルにとって敵(議長)の敵(首相)はもっと強い敵となり、 戦いは終わりを知らない泥沼に!
そこへ終わらせてはならじ?と言うタイミングで「ヒズボラ」が出て、 きました。一方久しく鳴りを潜めていた「アルカイダ」もその存在感を 誇示するために「ボンベ列車爆破テロ」をやってのけました。
特に今度のヒズボラは強烈反米のイラン大統領アフマジネジャードがバックに いますし、原油価格高騰で戦費も潤沢です。 「イラン対アメリカ」の代理戦争のようなもので「ヒズボラ対イスラエル」が、 中東フライパンの中で炒られ、弾けているようなもの。
さすれば、火を止めるも鍋を下ろすのも、フライパンの柄を持っている、 アメリカ次第だが、その気配が全く無い。 かの国は総てが「国益」次第、しかもヒズボラには大使館など何回も痛い目に、 遇っている。だから和平仲介はヒズボラを足腰立たぬまで叩いてからでも、 遅く無いと思うのが、素人目にも見え見え。
そして何時もの事ながら、逃げ惑うのは市民たち。でもイスラエルだって、 レバノンだって、ハマスだって、イランだって、自由選挙で政治を、 動かしています。 逃げ惑う市民とミサイルをぶっ放す国家は別扱いと言うのが、近代国家の 定義のようですが、これじゃー民主主義が泣いちゃいますね。 民主主義も万能ではないことを痛感しています。
35斉
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