皆さん 今晩は
今日も起き抜けのニュースはイスラエルとヒズボラの紛争でした。 色んな情報を集め分析した報道が、出されていますが中でも、 これはアメリカとイランとの代理戦争だと言うのがもっぱらの、 見方です。
世界で唯一反米の旗幟を鮮明にし、其れを政策の上で実行ている国は 「イラン」だけです。核開発では楯突くし、満を持してヒズボラに、 イラク攻撃を指図するアフマディネジャド大統領は、 元祖イラン革命の、ホメイニー師の遺志を継ぎ意気軒昂です。
イランは世界の5%に及ぶ石油産油国(13.5億B)でその輸出額は 5.5兆円にもなります。其れが政府寄りの宗教指導者や要人の私腹の種と なっているとして、彼は「イランの富は全ての人に共有」と述べ 貧困層の圧倒的支持を集めました。
石油産油国の集まる中東に親米拠点の欲しいアメリカとしては、 イスラム原理主義国家は「目の上のたんこぶ」、なんとしても叩きたいところ。 アフガンは9.11の仇、イランは民主化と大量破壊兵器?で、イランは核開発で、 戦争の大義は幾らでもある。
おまけにこの原油高、先の原油輸出計画高(2006年)5.5兆円は、 単価40ドルで現在はの76ドルにあわせると約10兆円也、 アフマディネジャド大統領の鼻息は益々高くなっていそうだ。
その上、石油開発には上得意の中国が矢継ぎ早の投資を重ね始めました。 こうなると今や世界の金満火薬庫イランはソ連・中国と、 アメリカさらに、アメリカと一線を画すEUを巻き込み、 紛争を拡大してもおかしくない。
一方身内ではアルカイダ、ヒズボラ、ハマスにタリバンと原理主義テロ集団を煽り、 この原理主義と一線を画す「アラブ民族主義」を謳う、エジプト・サウジを触発し、 イスラム圏の天下を夢みているのではないかと疑いたくなります。 どうか!「悪夢」でありますようにお祈りしています。
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