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[No.2393] 諸悪の根源、憲法? 投稿者:35斉  投稿日:2006/04/24(Mon) 16:52
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やまちゃんさん 皆さん 今日は

35斉も今度の講演会「何処へ行く、日本の教育」を聞きに行こうと思っています。
お世話いただいている幹事様の仰る通り、今の子・孫の教育に関心があります。

国会では「教育基本法の扱いについて」本質的でない議論を重ねていますが、
100年の計と言われる「教育問題」は、議員さんだけに任せることはヤバイと、
思っています。そこで何を「ヤバイ」と感じているか書いてみました。

教育の根源の中の一つに、人間1人では生きていけない人間社会との、
関わりを教えていくことも大切だと思います。
この観点から「教育基本法」を見ると、
人間社会の基本構成である、親兄弟・家族・友・国家に対する言及が無く、
いきなり「平和な国際社会」への関わりに飛んで行っています。

何故、親を敬い、兄弟仲良く、友を作り、国を愛するが抜けてしまうの、
でしょうか?そんな基本単位の社会との関わりを明確にせず、
国際平和と人類の福祉に貢献できるようにしようなんて出来る訳がない、
その事は倫理的に壊れかけた今の世情がはっきり証明していると思います。

何故そうなるのか?
そう我が輝ける憲法の理念が「教育基本法」に乗り移り、身の回りの身近な、
社会規範を教えることなく、いきなり国際貢献しようという教育目標に、
行ってしまったことが問題だと思います。教育を歪めるのは憲法?

憲法議論は花盛りですが、素人読みしても戦争の反省から、「国民主権」、
「平和主義」「基本的人権の尊重」が祖国の基本理念と読取れます。
此処で、「国家主権」が国民一人一人に分解されて「国民主権」となりました。
極端な例として、人間一人一人基本的人権を持つ、だから子供は親に、
従属していない。従がって「親孝行」なんて言葉はなくなりました。

無論国家主権がなくなった以上、主権のない夢幻のような国家に対する、
「愛国」もなくなりました。
主権国民の帰属する祖国は地図上にはあるが「日本」・「日本人」を認識する、
拠り所がなくなりました。だから国歌国旗の問題も何時までもすっきり、
しません。

無論「学習指導要領」には、読み書きソロバンに続いて、道徳・公民の時間で、
それらしいものを教えて、いますが、付け足しの感を免れません。
家族から始る社会教育の原点から教え込むには、教育基本法の理念、
引いては憲法の理念の中で、「基本的人権」に対し「家族や公に対する義務」の、
役割・位置ずけを明記すべきではないでしょうか?

                      35斉


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