[No.2347]
Re: ベルルスコーニ首相の失言
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投稿日:2006/03/31(Fri) 23:23
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北京的憤怒はいまだに、収まらないらしい。意大利は一体どうするつもりなのか。例の蒸煮児童の紋題である。北京再び抗議、とある。意大利が『萎退離』になっても困る。
新華社通信社の明らかにしたところによれば、北京での記者会見で、外務省のスポークスマンは、例の発言についての質問に答え、イタリア側の対応に不満を表明し、シルヴィオ・ベルルスコーニ首相の言動は、中伊両国の良好な関係と安定に責任を負うべきで、わが国としては、あのような根拠のない発言には不満である、との趣旨を述べたという。
そもそも、何故あのような発言が飛び出したかというと、その背景には、イタリア産業への中国商品の猛烈な食い込みが考えられる。価格面で、イタリアは中国に到底太刀打ちが出来ない。先日のトリノ五輪でも、ユニフォーム問題で、地元産業から不満が噴出した経緯がある。苦戦を予想される4月9日の、総選挙を睨んでのもの(票集め?)ではないかと、紋爺老探偵は推理するのである。