[No.2473]
Re: 「裸のマハと平和」の関連→宗教画、東西の対比
投稿者:35斉
投稿日:2006/05/15(Mon) 21:29
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やまちゃんさん 今晩は
大変ご配慮いただいたレスで恐縮しています。
本来この掲示板に相応しくないのではと思いましたが、
毎日「時々刻々」では気ぜわしくて落ち着かないと勝手に思い込み、
マハを借りて書き込みました。仁義礼智信には俗人に必要な色気がありません。
> 私も35斉さん推奨の「プラド美術館展」と「裸のマハ」の内容をWebから検索して
> 見学のつもりで鑑賞しました。
マハに変り御礼申しあげます。
ヨーロッパの美術館を見るには、キリスト教文化を齧っていると大変便利です。
聖書の識字率の少ない時代、教会で貧乏な絵描きに画かせた宗教画は、
信者への説得力を倍増した事でしょう。
ステンドグラスから差し込む朝日の光に浮かび上がる聖書の絵解は、神々しく、
罪を懺悔する信者にはもってこいの雰囲気です。
ところが仏教は線香の煙に茫々と暗くて、なにやらアナグマと対面しているような、
感じ、おまけにお経は最初から最後まで意味不明?面倒くさいとばかりに、
「南無妙法蓮華経」でOKと信徒促成栽培!
御免なさい仏陀に何の恨みもありません。然しお寺の暗さと、教会の光の使い方に、
歴然とした違いが有り、それが一方は白黒の墨水画、方や光と色を織り交ぜたフラスコ、
を要求したのではと勝手に思っています。
特にキリスト教絵画については関心を持っています。
35斉