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[No.2751] 「ご招待」の意味の変容をめぐって 投稿者:   投稿日:2006/08/06(Sun) 10:40
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 むかし、トリスを飲んでハワイへ行く場合は、何のオブリゲーションも無く、文字通りの「ご招待」だった。ところが、北朝鮮による拉致をきっかけに、こちらの意思とは無関係のご招待が生まれた。ご招待を受けたものには、ご招待所が用意されていた。

 けさの新聞報道によると、北朝鮮は横田めぐみさんの夫とされる金英男氏を使って、一度きりの面会を打診してきたようである。

 しかも抜け目無く、同胞である韓国の民間団体*を通じてである。

 繰り返して云うが、一度きりのご招待だそうだ。シーザーのものはシーザーへという言葉があったはずだが…。本来小出しにではなく、一遍にお返しするのが筋なのに、むかしの山賊の「首領」よろしく、人質をつかって、小刻みに金をふんだくろうという算段らしい。

 ところで、提案だが、リターンバンケットではないが、今度は何度も我が国民を招待して下さった、あの「首領様」をニッポンへご招待してみてはどうか?

 もちろん取り巻きや家族との面会については、こちらの胸三寸。ご招待の日はこちらの都合を常に優先させてもらう。招待所はもちろんむこうの施設に見劣りしないよう、十分な予算を計上する。面会の際も、先だってのように、服が借り着で、ぶかぶかではお互い格好が悪いので、予め寸法を測り、失礼の無いようにする。特殊な髪型を要求される理髪師にも、適当な人材を振り向ける。


 大好物の日本食についても一流の料理人を手配して、望郷の念を起させないよう注意する。

 ディズニーランドへ行きたかったのに、無粋な入管のため果たせなかった息子同伴でも、もちろんオッケー。六者会議、テポドンの地下配備などで、連日の激務、たまには息抜きも必要ではないか。もういい加減、いい年になったことだし。(^_-)

 *この団体名は、北の言う「行方不明者」ではなく、「拉北家族の会」という名称だそうだが、この名称を、北側の担当者は何と見る?