[No.2980]
Re: 日本の借金時計
投稿者:35斉
投稿日:2006/12/02(Sat) 12:38
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えーさん 今日は
その節はお会い出来て大変光栄に存じます。
さて、折角の借金時計です。もう少し動かして見ませんか?
この時計CW方向にしか動かないらしく、CCWに針を動かす仕組みは、
入ってないみたいですね。しかも目盛りが「兆」ですから、
100円の大根を齧っている35斉には唯の数字。
A: 774兆円もの借金は何故出来たのだろうか?
1:財布の中身・・10年前と、小泉さん登場時と、現在の財政比較(年次6月〆)
(公表)長期債務=普通国債及び借入金+地方債務残高−重複
(全)長期債務=国+地方の全債務(含む借入金・短期証券)
(兆円) 国債総残高(公表) (全) (公表)/GDP
1996年 233 449 334+130 108%
2001年 396 673 557+188 134%
2006年 669 774 828+205 151.%
借金時計の短針(公表)は774兆円ですが、長針(全)は一足先に、
1000兆円の大台を越えました。世界一の借金/GDP大国です。
さらに構造改革で名を馳せた小泉さんになってからも其の勢いは衰えていません。
バブル崩壊後は一直線で増えつづけています。
2:足りなさ加減・・・歳入・歳費の動き (兆円)
税収・他+公債金 歳出 内社会保障費 内公共事業費
1997年決算 54.3 +28.3 78.5 (14.5) (9.7)
2001年予算 54.3 +28.3 82.6 (17.6) (9.4)
2006年予算 49.6 +29.9 79.6 (20.6) (7.2)
この10年毎年約30兆円の公債金収入(新しい借金)を投入しています。
06年度の例ではこの内8.6兆円は国債の利払いに問答無用でピンハネ。
しかも借金の元金返済はチョッピリ、借金は雪達磨式で首が、
廻らなくなった。これで金利が上がったら、たまらんと政府が、
日銀福井総裁の口を封印。
吾こそ「世界の借金王」と嘯いた小渕さんより、「改革なくして財政再建なし」と、
叫んだ小泉さんの方が借金のため方が酷い。一度制度や法令を作るともうどうにも、
止まらない良い例です。
35斉