フェロシルト問題をご存知の方も多いかと思います。 こちら名古屋では毎日のように新聞紙面をにぎわせております。 東京や大阪ではどうでしょうか
新聞報道を見ている限り大阪の石原産業という会社が不正を働いて土の代わりをするというフェロシルトなるものを各地の埋め立てに使ってそれで被害が出ている。 フェロシルトは三重県が正式に認めた土壌改良材であるということ。 しかしその後一転石原産業は申請にあたって不正があったことを認めた。 愛知県三重県岐阜県とも石原産業に対して埋めたものを撤去せよと言っている。 最近撤去作業が始まった。 警察も動きだした。 ざっとこんなことを理解していました。 昨日愛知県の愛西市で市議会議員をしている吉川 三津子さんという市民運動家の話を名工大で聞く機会がありより詳しい知識を得ることが出来ました。
吉川 三津子さんから聞いたこと
・3年前からフェロシルトの埋め立てに関心を持ち調査をすすめてきたこと ・素人判断でもこれが埋め立て土壌とは考えにくいこと ・埋め立てた地元で雨が降ると赤い水が出てくること ・フェロシルトは酸化チタンを作ったときに出る産業廃棄物から 出来ていて他の会社はすべて産業廃棄物として処理していること ・いま話題の二酸化チタン光触媒もその製造過程でこのような 産業廃棄物が出てきていることはあまり知られていない どのようなものも光と影がありそれらをトータルで考える必要が ある ・県がリサイクル製品の認定をすることになっているが 県がこのようなことをする能力がはたしてあるのか ・二酸化チタン光触媒の産業廃棄物の本当に怖いのは放射性物質が 含まれていることだがこれについてはまだ殆ど問題にされてない
などなど驚くことがいろいろありました。 吉川 三津子さんは女性二人でこのような活動をしてきたとおっしゃいましたが 女性恐るべしというべきでしょうか
吉川 三津子さんの詳しいことは下記のホームページをご覧ください。
「あいちの環境を考える仲間たち」 http://homepage3.nifty.com/aichigomi/index.html
またフェロシルトに対しては他にもたくさんのホームページが あります。
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