なるほど先進国民らしい日本遺族たちの姿!
惨事発生4日ぶり18日公開された釜山中区新昌洞の実弾射撃場火災現場に入った日本人被害者家族らは流れる涙をのもうとするように口を硬く閉じていた。
静かに血縁の遺品を確認する彼らの手助けは震えたが泣かなかったし大声を張り上げて韓国当局を怨望することもなかった。40分程進行された現場公開を終えた遺族たちは静かな歩みで凄惨な現場を抜け出てひそかにバスに上がった。
今回の事故で亡くなった稲田アツノブ(37)さんの夫人(奥さん)は"格別に気配りしてくださった日本と韓国政府,釜山市に感謝する"としてむしろ従順に頭を下げた。
遺族たちを引率した日本領事館職員らは駆せ参じた取材陣が被害者家族らに接近できないように防いだ。 亡くなった家族の痕跡を探す遺族たちがあっちこっち振り回されないように配慮したのだ。 領事館関係者は"遺族らは詳しく遺品を確認したし平常心を失わなかった"と伝えた。
共に現場を探した釜山市の関係者は"家族を突然奪い取った異国に恨むとか激しい感情を抱くようなことにあったのにも拘らず涙だけぽたぽた流して平正を取り戻すために努力するようだったとしながら、悲しみをこらえる姿が周囲の人々をさらに厳かにさせた"と話した。
日本人遺族らと事故収拾のために毎日対面した対策本部関係者は今まで叫び一度聞こえたことがなかったと伝えた。 W事故原因を必ず明らかにしてくださいWという遺族らの要求には常に礼儀が伴った。また、その声は低くてしずかでした。
対策本部側が補償問題を取り出せば遺族らはW死体が毀損されないようにしてくださいWという要請を先に出した。
警察調査過程で遺族たちは初めには断固たる表情で不満を表わした。 だが事故原因糾明に必要だという説明を聞いては直ちに警察に積極的に協力した。 ある警察官は"冷静でするほど落ち着いた彼らがこっそりと一隈で涙を流すのを見れば本当に何でも助けたい心情になりました"と話した。
遺族たちは19日午後5時50分家族の遺骸とともに金海(キムヘ)国際空港で大韓航空チャーター機便で帰国する。 これらの4泊5日韓国滞留は節制と秩序がある悲しみがさらに美しいという事実を見せた。
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