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[No.4574] 韓日交流 日本篇 投稿者:   投稿日:2008/06/23(Mon) 18:07
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KJクラブの韓善姫さんが KJクラブにアップされた文章を
韓善姫さんの了解を得て 以下に翻訳アップします

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韓日交流 日本編                   韓善姫(水郷)
KJクラブでは毎年一回、日本のメロウ倶楽部と両国を行き来しながら交流している。
今年はその第8回で日本訪問の年であるが、その中で富山県と長野県の境にある立山・黒部の万年雪を初夏に見る機会を得ることとなった。
 写真チームの撮影旅行でなく、写真に大きな期待をかけなかったが、何度か迷った末、
欲が出て35〜350mm望遠を 他の雑多な所持品と一緒に入れたカバン一つを余分に持つことになってしまった。衣類のカバンは引きずっていくが、重いカメラのカバンを入れて
カバン三つは最初から無理があった。
 早朝7時45分のKTX(韓国の新幹線・・訳注)に乗り、釜山で一行に逢い、快速船3時間で福岡に到着した。期待に胸ふくらませてはしゃぐ我々を尻目に、無情にも空は雲に覆われ、雨が降っていた。
 着いて見たところ、嬉しくもメロウの会員7.8名が出迎えてくれ、迅速に旅券を集めてJRパスの交付、乗車券の配布と、なれない異国での旅行手続きが順調に進行した。
 彼らが買ってくれた 初めて見る美味しい菓子を食べながら、わが国のKTXよりうんと乗り心地の良い新幹線に乗り、旅行の楽しみを満喫していると、いつの間にか名古屋に着き、また別のメロウ会員の出迎えを受けた。
 週2回、木曜日と土曜日にチャットとskype を通じての声と記録で慣れ親しんだ双方は、
温かい握手を交わし、韓国語の堪能なぱらむさんと抱擁し合ったのも自然な成り行きであった。期待以上に喜ばしい出逢いであった。
 地下鉄に乗って行くのに、重いカバンを白兎山人さんが持ってくれて、電車に乗っても最後まで床に置かず、気の毒なので何度も床に置いてくださいと言ったけど、ついに持ったままであった山人さんに心から感謝した。
 近隣友好などと言う理想とは異なり、時に葛藤や摩擦があるとしても、世の辛酸を嘗め尽くした我々は、人間的な理解と友情で美しい夕焼け・黄昏の光りを織り成して行きたい。


[No.4577] 韓日交流 日本篇 続 投稿者:   投稿日:2008/06/24(Tue) 13:31
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3日夜 交流会
 両国 クラブ会長より挨拶があり、ウィンドウズVista の機能の講演が、名古屋パソコン教育センターの若い講師によってなされたが、私にはひとつも分からなかった。
とんぼさんの電脳音楽についての説明では、珍しくもコンピューターのピアノやトランペットで、わが国の音楽が演奏されて拍手がわいた。
 メルパルクホテルの 別の宴会場に場所を移して(実は同じ会場でテーブルを並べ替えただけですよ 韓善姫さん^^)懇親会が始まった。珍しくて美味しそうな食べ物が次々と出て来、久し振りに逢った両国会員の会話が休み無く続きながら笑いの花が咲き、カメラのシャッター音があたりに響き渡った。
 多才多能な白兎山人さんのEZトランペット演奏、「恨五百年」「黄色いシャツの男」など、わが国の音楽を見事に吹き鳴らし、私たちの胸を温かく融かしてくれた。


[No.4578] 韓日交流 日本篇 続2 投稿者:   投稿日:2008/06/24(Tue) 23:54
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日本人たちの親切は聞いていたところであるが、今回の旅行でその深さをもういちど確認したものである。skype での会話で、名古屋の夜景を撮りたいとて、状況を訊いたところ、いまいちさんのサイトで(以下 会話授受簡略化)

水郷さんが夜景を撮りたいとのことです、どなたか三脚を貸していただけませんか?・・いまいち
2日の出迎え時に持って行きましょう・・Kenzaemon
早速の応答 感謝です、水郷さんに伝えます・・いまいち 

このようなメールを受けたのである。
 
4日、浜名湖観光を終えて客室に入ったが、誰か一階で待っている人がいるとのことで、降りてみるとエスカさんが夜景撮影の案内をしてくれるとのこと。夜風に備えた服装で待ってくれていた様子は 心の奥深く刻み込まれたことであった。何人かの願いを聞き入れてくれて、夜景撮影の代わりにショッピングをすることにした。韓国語が上手なぱらむさんと、名古屋の地理に明るいエスカさんにくっついて、夜更けの地下街と百貨店をぐるぐる歩き回って化粧品を買い、百貨店食堂街で夕食を摂ったが、日本の物価高に今更ながら驚いた。たくあんひとつでさえ有料で供されていた。


[No.4579] Re: 韓日交流 日本篇 続(終) 投稿者:   投稿日:2008/06/25(Wed) 09:05
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 旅行カバンを先に富山のホテルに宅急便で送り、軽い出で立ちで立山黒部アルペンルート観光が始まった。名古屋から新幹線で(※1)向かう間中続く、日本の田舎の風景は感動の連続で、緑濃い中にある農家では、良く剪定された木々に長い歴史が読み取られ、人為的色彩を使わぬ自然らしさが見られた。その中に平和と家庭の幸福が埋もれているような農村風景、私はそれらに完全に魅了されてしまった。
 6月と言うのに高い雪の壁の間を走るバス、雪景色を眺め渡す感激を文章で表わすことは到底出来ない。交通手段も トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーなど、九回も乗り継ぎながら眺める雪景色は感嘆の連続であった。広々とした自然の雪の一大パノラマ、若干は高いと思っていた旅費への想いと疲労感を吹き飛ばし、我々は幸せな興奮を味わい続けた。
 海抜3000米の万年雪を眺めながらも天候は雨で、車窓の水滴のため写真を撮れない状況で、それがとても残念だった。カメラに収めることの出来ない口惜しさの中に過ぎていった風景でもあった。私の錆び付いた頭の中にでも入力しておこう・・・。
 私の心を読み取ったのかどうか、白兎山人さんが秋にもういちど来なさいと言ってくれた。頂上の白い雪と紅葉の対比が絶景になることは想像するに難くはない。(※2)
 今回、我々の旅行を物心両面で支えて下さったメロウ倶楽部の会員の皆さんに感謝いたします。特に、ご苦労をおかけした、あんみつ姫さん、白兎山人さん、いまいちさん、ぱらむさん、有難うございました。
                            2008.6.9

韓善姫(水郷・suhyang)さんへ
※1. 新幹線ではなく、中央本線の特急列車です
※2. 青い空、白い雪、紅葉 この景色を三段紅葉 などと言います
     立山の三段紅葉は有名です
                         山 人


[No.4583] Re: 韓日交流 日本篇 続(終) 投稿者:   投稿日:2008/06/26(Thu) 19:03
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あらかじめ分かったらもうちょっと文をよく書くのが良かったです ........^&^
拙文翻訳するために苦労しました.
メロウ皆さん読んでくださってありがとうございます.


[No.4580] Re: 韓日交流 日本篇 投稿者:   投稿日:2008/06/25(Wed) 09:36
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韓善姫(水郷・suhyang)さんへ

アルペンの旅から、3週間が過ぎようとして
いますが、余韻が韓國の皆さんの心にのこって
おられるようで、望外の喜びに思っています。
韓善姫さんから、日本の我々に、過分の、ねぎらい
の言葉をいただき、今回の交流が、お互いの心に
末長く、樂しい想い出として、のこることを、確信
しています。
「雪の大谷」では、バスの窓に水滴があったのは、
寫眞撮影に、残念でしたね。チャンスがあれば、
紅葉のアルペンに、お出でを願っています。

白兎山人さん、翻訳アップに、感謝します。

   2008.6.25am9.30

いまいち(imaichi)