メロウ倶楽部の会員は日本全国で様々な体験をしてきました。
この機会に、「あなたの戦後は?」を色々書いてみてください。
メロウ倶楽部の会員以外の方からの書き込みも歓迎します。
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[No.331]
昭和35年/サザエさん
投稿者:男爵
投稿日:2010/12/26(Sun) 06:42
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昭和35年
おひつ この年の漫画では、磯野家の食卓におひつが見られる最後のシーンである。
炊飯と保温を可能にした電気炊飯器の登場で、おひつは不要のものになってしまった。
(直接関係ないが、名古屋の「ひつまぶし」に対抗して、浜松の「おひつうなぎ」がある)
東京の三ケタ局番 東京の電話の増加が激しく、それまで二ケタだった局番の末尾に1を付け、東京二十三区内の電話番号はすべて三ケタとなった。
ピストルマニア ピストルの好きなカツオは勉強しないものだから、怒った波平が庭に穴を掘り、カツオのピストルを埋めてしまった。
ガス中毒 「サザエさん」にガス中毒をテーマにした漫画が三点描かれる。前年12月からこの年の1月にかけて東京ガス管内で四十三人がガス中毒死した世相を反映している。
雪男 雪男はヒマラヤに住むのではないかと世界各国の探検隊がヒマラヤに押し寄せたが見つからなかった。雪男をあつかった漫画が掲載された。
歌謡曲
ステキなタイミング(坂本九)
黒い花びら(水原弘)
潮来笠(橋幸夫)
月の法善寺横町(藤島桓夫)
さすらい(小林旭)
黄色いさくらんぼ(スリー・キャッツ)
霧笛が俺を呼んでいる(赤木圭一郎)
[No.330]
Re: ジンム スイゼイ イートク コーショー
投稿者:
投稿日:2010/12/26(Sun) 05:20
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小机さん、今日は
> 降伏する少し前かもう少し前から国史の時間というのがあって、
> そのなかで歴代天皇の名前というか諡・贈り名を暗誦させられました。
> ジンム、スイゼー、イートク、コーショーと延々と歴代天皇の名を
> 空で言わなければならなかったのですが、二百代か三百代もあるように
> 思えて、到底暗記なんかできないと恐れをなしていました。
> (実際は120代と少々)
>
ありました、私は当時小学校の5年生でした。
学校は接収されて工場になって、料理屋を借りて授業していました。
そこで歴代天皇を暗唱しました。
今でもかなり覚えています。
[No.329]
Re: 昭和34年/サザエさん 週刊誌
投稿者:男爵
投稿日:2010/12/25(Sat) 21:45
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> かけ蕎麦・もり蕎麦もほぼ同じでした(ざる蕎麦は高い)
> 銭湯が15円、散髪代(シャンプーなし)とロードショーの映画館が150円だった
> と記憶しています
> これらのバランスに比べると今は散髪代が高いですね。
> ヘアカットだけで1000円というところを愛用しています
いま銭湯はいくらか
大人300円と思ったら ネットで調べると450円と出ました。
さんらく亭さん
貴重な物価情報をありがとうございました。
多 謝
[No.328]
Re: 昭和34年/サザエさん 週刊誌
投稿者:
投稿日:2010/12/25(Sat) 21:15
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> 昭和34年
> 週刊誌時代 この年に創刊した週刊誌は「少年マガジン」「少年サンデー」「週刊現代」「週刊文春」「週刊平凡」「朝日ジャーナル」「漫画サンデー」など十七誌。
そのころ東京で独身寮生活でした
出版社系の週刊誌が出始めたときで30円でした
新聞社系の週刊誌(朝日、毎日、読売など)に比べて独自の切り口で斬新な記事で
よく読んでいました
かけ蕎麦・もり蕎麦もほぼ同じでした(ざる蕎麦は高い)
銭湯が15円、散髪代(シャンプーなし)とロードショーの映画館が150円だった
と記憶しています
週刊誌はなるべく立ち読みで散髪も節約して日比谷や新宿の映画館へ通いました。
銭湯がもり蕎麦の半分、散髪は銭湯の約10倍というのが常識でした
これらのバランスに比べると今は散髪代が高いですね。
ヘアカットだけで1000円というところを愛用しています
週刊誌もどれも似たような記事で個性がなくつまらなくなりました(;_;)
さんらく亭@甲子園
[No.327]
ジンム スイゼイ イートク コーショー
投稿者:小机
投稿日:2010/12/25(Sat) 19:11
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降伏する少し前かもう少し前から国史の時間というのがあって、
そのなかで歴代天皇の名前というか諡・贈り名を暗誦させられました。
ジンム、スイゼー、イートク、コーショーと延々と歴代天皇の名を
空で言わなければならなかったのですが、二百代か三百代もあるように
思えて、到底暗記なんかできないと恐れをなしていました。
(実際は120代と少々)
勤勉な子は早々と暗記して先生の前でジンムスイゼイアンネーイー
トク・・・・メージタイショーキンジョー(なぜかショーワじゃなくて
キンジョー)と美事合格したのもいたらしいのですが、そんな空恐ろしい
ことは到底不可能だと思いはするものの、やらなければ恐ろしい罰が牙を
剥いて待ち構えて、いや罰で済めばその方が楽なんですが、不忠者とか
必勝の信念とかのお説教を延々ネチネチとやられるし、嫌でした。
それでも嫌々ジンムスイゼイとやってはいたのですが精々二十代か
そこらで眠くて眠くて、毎晩そこらでダウン、次の日も、その次の
日も同じことで、羊が一匹二匹・・とやっていたのと同じでした。
毎日々警戒警報、空襲警報、それに虚報でない本物の空襲とかで
学校も授業もしっちゃかめっちゃか、例のジンムスイゼイも名簿の
アイウエオ順のどこかで止まったまま週に一人も進んで来ないので
すが、いずれ順番が来ると思うと気が重たくて。
そのうち敗戦で口惜しいし気分も冴えないし、でも、ある時、
ジンムスイゼイもやらなくて済むんじゃないかと思いついた時は、
そうだ、あんなアホなことはもう御破算でお仕舞いと、パッと明
かりが点いたような気分でした。
あれだけでも戦後の民主化を歓迎した小机生徒
[No.326]
Re: 昭和28年/サザエさん
投稿者:男爵
投稿日:2010/12/25(Sat) 14:16
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Kenzaさん
> そんな贅沢なものはありませんでした。「月明かり」です。
懐中電灯はなかったろうと思いましたが
月明かりですか。
それだと雨のときは悲惨でしたね。
何も見えないし、ぬかるみで濡れるし。
[No.325]
Re: 昭和28年/サザエさん
投稿者:
投稿日:2010/12/25(Sat) 09:44
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男爵さん、
> あの頃はどこも暗かったですね。
> 明かりは懐中電灯か提灯だったでしょうか。
そんな贅沢なものはありませんでした。「月明かり」です。
[No.324]
Re: 昭和28年/サザエさん
投稿者:男爵
投稿日:2010/12/25(Sat) 07:22
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Kenza さん こんにちは
> 娯楽のない時代でしたから、真っ暗な田舎道を30分も歩いて見にいきました。
あの頃はどこも暗かったですね。
明かりは懐中電灯か提灯だったでしょうか。
[No.323]
昭和34年/サザエさん
投稿者:男爵
投稿日:2010/12/25(Sat) 07:20
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昭和34年
マイカー 自動車のセールスマンが磯野家をたずね、サザエにカタログを見せながら、「いかがですか、白ナンバーを一台」とすすめる。サザエは説明を聞きながら夢見ごこちになる。その顔を見たセールスマン「だめだ、まだ現実の段階じゃない」と言って引きあげる。白ナンバーは自家用車として認可された車の白地のナンバープレート、そこから自家用車(マイカー)を意味する。
防火用水 街角の防火用水にはった氷を、ワカメと友だちが取り出して地面に大きな腕時計をつくる。
ホウキのまじない ホウキのてっぺんに手ぬぐいをかぶせたり、ホウキに手ぬぐいでほおかむりをさせるまじないは長居する客が早々に退散することに効くといわれた。座敷ボウキの見られなくなった今日では子どももホウキのまじないは知らないだろう。
家での餅つき この年の暮れが磯野家の家での餅つきシーンの最後だった。景気が良くなり餅つきの習慣は都会の家々から消えていった。昭和41年に家庭用自動餅つき器が登場するとベストセラー商品となり、日常生活の中でつきたての餅が食べられるようになり、餅の季節感がなくなっていった。
大根足 畳生活ですわることが多かった昔の女性は足腰が強く、サザエも例外ではなかった。サザエがその足を見せてカツオに大根を買いにいかせる話があった。
指切りげんまん ワカメが来客のおじさんに「おじちゃん、ゆっくりしていってね。きっとよ、指切りげんまん」と言っている。それが原因で長居されて困っているフネ。
週刊誌時代 この年に創刊した週刊誌は「少年マガジン」「少年サンデー」「週刊現代」「週刊文春」「週刊平凡」「朝日ジャーナル」「漫画サンデー」など十七誌。
パーキングメーター 都庁前にわが国初のパーキングメーターが設置された。十五分十円だった。波平はパーキングメーターを見て「アメリカなみになったなぁ」と感心するが、駐車中の車の中に肥たご車があるのでビックリ。
タロー・ジロー 南極の昭和基地に一年間置き去りにされた十五頭の樺太犬のうち二頭だけが生き残り無事日本に帰ってきた。飲み屋の客に女店主が「今度は必ずかえしてくださいよ」と頼んでいる。マスオが「よっぽど飲み代の貸しがあるのかい」と聞くと、女店主が「いーえ、生き残ったタローとジローのことよ。あの人、南極本部の人だもの」と答える。
[No.322]
昭和33年/サザエさん
投稿者:男爵
投稿日:2010/12/25(Sat) 06:06
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昭和33年
デパートのエスカレーター嬢 デパート全盛時代のぜいたくは、エレベーター・ガールやエスカレーターの乗り口に案内女性を置いたことである。やがてデパート不況で経営の合理化を迫られ、エスカレーター嬢は消え、エレベーターも自動運転となる。
鬼のサイレン 浅草などの盛り場にあった「鬼のサイレン」、的に玉を当てると鬼が大きな音を立ててうなる。学校から帰る途中のワカメが突然の雷雨にあい、雷におヘソを取られるのではとあわてて近くの店に飛び込むが、そこが鬼のサイレン屋、またまた逃げ出す。
不二家のペコちゃん ペコちゃん人形は、頭を押すと首を振った。サザエとタラちゃんがそれを試して楽しんでいる。キャラクターの人形を作るのは日本独特の文化だと言われる。KFCの創業者カーネルおじさんの像もそういえば中国では見かけなかった。
聖徳太子の一万円札 大卒の初任給が一万円台前半の時代だったから、一万円札は庶民が日常使うものではなかった?
大掃除の畳たたき 現代の都会で大掃除の畳たたきが見られなくなったのは、畳を出して立てかけられるような広いスペースがないこと(道路は車が多くてダメ)、電気掃除機が普及して、畳をクリーンにできるようになったことなどが考えられる。
ゴムひもパチンコ カツオが近所の家の柿を射落とすのにゴムひもパチンコを使い、見事に成功している。
電気ストーブ 暮れに電気ストーブを購入、ワカメが「もう炭もタドンもいらないの?」と聞いている。サザエは「もちろん」と答えている。磯野家もついに火鉢の生活から脱却。
サックドレス 紙袋を着ているようなワンピースが大流行し、サックドレスと呼ばれた。近所の奥さんと話すサザエ、サックドレスの女性が通ると、そのドレスの話に花が咲く。
フラフープ 硬質ポリエチレン製・直径九十センチの輪。東京のデパートで売り出されて大ブームを起こす。警視庁は道路で熱中して交通事故にあわないよう、全国の警察に指導。しかし、腸捻転など体調をくずすことが広まって年末にはブームが去っていく。
月光仮面 テレビ化され、風呂敷を首に巻いて高い所から飛び降りたりする子どもが増えて、社会問題化するほどだった。月光仮面の像は原作者ゆかりの函館にある。
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