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[No.6996] 朝の電車内の4人の女性−1 投稿者:あや  投稿日:2015/02/17(Tue) 16:49
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朝の電車内の4人の女性−1

活動ホームにボランティアに行った9日朝のこと、道路が混んでいてバスが遅れ、
乗ろうとした電車に間にあわなかった。参加している倶楽部の会計のことで、活動
ホームに近いゆうちょへ行き、訊ねたいことがあったので急いでいたのだ。

いつもならそれほど混まないうしろのほうに乗るのだが、そんなことで降りるのに
便利な一番前に乗ったのだ。通勤ラッシュの時間帯は少し過ぎてはいるが、それで
も9時1分のことで混みあった。

電車が到着したとき、気がついたのだが傘を杖の代りにつくようにして、乗りこむ
お年寄りの姿があった。「こんな時間にここで乗るなんて! こんなラッシュ時に
危ないわ」と思った。
背の低い、帽子を被っているので歳の見当はつかなかったが、杖に使うのかと思う
ような持ち方で傘をついていたのでかなりの年配と思われた。
 
電車が来て、その方もやっとこという具合に乗りこんだ。と、その女性が傘の柄を
上に持ち上げたのだ、ピンときた。つり革に掴まれないので、その傘をつり革に吊
るすのだと。その通りだった。通路の真ん中あたりから傘をつり革にかけて掴まっ
ていた。あまりに混んでいて女性は見えなかったが、傘が斜めに下がっているのは
見えた。 

乗ると、隣に40代くらいか女性が肩から大きなバッグを提げて立っていた。その
バッグたるや硬いものだった。そしてすごい力で「どかないわよ」という具合に押
してきた。腕のあたりにぶつかり痛いといったらなかった。でも身を動かす場所も
なかった。

私は背負っていたザックを下し、足元に置くように持った。こうすると少しすき間
が空くのだ。その女性もバッグをそうすれば1人入れそうなのにと思ったりした。

目を回すと、その女性の斜め、それこそ電車の一番前の隅にいた女性、この人は服
装では若いようだが、向こうむきになり眠っているのだった。コックリがすごく倒
れるのではないかと思うぼどだった。若いと思ったのは髪の形と、コートのせいだっ
た。

3つのホームが過ぎて降りる駅に来たとき、隣の硬いバックを持った女性も降りる
らしかった。そこで、ちょっと意地悪をしてしまった。左腕でぐっと押してしまっ
たのだ。そんなことで彼女の降りる時間が少し遅くなったか? うしろを見かえ
りながら「やったー」と思ったのだ。

ラッシュアワーの中で、このような4人の女性がいたことをどう思うだろうかと書
いてみました。

(つづく」


[No.6997] Re:朝の電車内の4人の女性−2  投稿者:あや  投稿日:2015/02/17(Tue) 16:55
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朝の電車内の4人の女性−2 

今日は15日、障害者グループホームへ介助に行った。いつもはラッシュになる
のだが、日曜のことで混まないだろうと一番前の車両に乗ろうとした。

その時、傘を持って杖代わりにしているようなおばあ様の姿があった。帽子を被っ
ていたが、「あっと!」と思った。この間のラッシュ時にいた人だったのだ。

「朝の電車内の4人の女性−1」に書いた方に違いなかった。帽子も覚えている
限り同じようだった。「毎日乗っているのだろうか、馴れていらっしゃるんだわ」
と思ったものだった。持っている傘は杖そのもののように使っていた。

乗りこんでもこの前のように混みあっていない。すきまは多くあった。そのおば
あ様も傘を使うことなく、ドアのそばの握棒に掴まって立っていた。

そのそばに座っている人が席を譲らないのかと思いながらいたが、なんとも我慢
ができず、「席を譲ってあげてください」と言おうとして、体を動かしてどんな
人が座っているのかと見た。座っていたのはやはり女性で若かった。でも譲ろう
としないわけはわかった。眠っているのだった。それも頭を下げるようにしてい
るだけではなく、後ろに斜めに寄りかかってなんとも言えない姿勢だったのだ。
なんとも言えない思いがした。

と次の駅についたら、そのおばあ様より背の低い、背の曲ったおばあ様が乗りこ
んできた。そして私に目礼をして、私のそばの握棒に掴まった。私はお時儀をし
て後ろに下がった。

私はと言うと、電車の揺れを楽しむがごとくにどこにも掴まらず、楽しんで立っ
ていたのだ。前に、おじい様に言われたことがある、
「どうしてそう立っていられるの?すごいね」と、座ることより立っていたほう
が快感がある私なのだ。

この電車はなぜか揺れがひどい。腰の悪い友人などは乗れないとこぼしているほ
どなのだ。今度駅でどうしてか聞いてみようと思っている。

そんなことで、降りる駅にきた。傘の杖のおばあ様は降りた。傘をつり革に下げ
ることなく終わった。もう1人のおばあ様も降りて行かれた。そのあとに私も降
りた。席に眠っていた若い女性は眠ったままだった。

前の電車内のことと思い合せると笑いがこみ上げた。傘の杖のおばあ様は同じだ
が、重いバッグの失礼な人に代わり、目礼をしてくれたおばあ様。立って眠って
いた若い女性に代わり、座席で眠っていた若い女性。そして私。

4駅の電車の中なのだが、いつもこうして観察している私なのだ。


[No.6998] Re:朝の電車内の4人の女性−2  投稿者:GRUE  投稿日:2015/02/19(Thu) 10:37
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あやさん、みなさん、おはようございます。

今回は、一転して、電車の中での一般の女性の観察。

一般に男性は女性に甘い。かなりのわがままも許してしまう。
それどころか、それをよしととってしまうこともよくある。

その意味で、女性の女性観察は興味がある。

なかなか参考になりました。ありがとうございます。(笑)


[No.7001] Re:朝の電車内の4人の女性−2  投稿者:あや  投稿日:2015/02/19(Thu) 21:01
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グル−さん、こんばんは。

>
> 今回は、一転して、電車の中での一般の女性の観察。
>
> 一般に男性は女性に甘い。かなりのわがままも許してしまう。
> それどころか、それをよしととってしまうこともよくある。
>
> その意味で、女性の女性観察は興味がある。
>
> なかなか参考になりました。ありがとうございます。(笑)

本当におかしな私です。毎日の生活の中で、いろいろ出会うものですから(笑)
観察しているわけではないのですが、目についてしまうのです。

参考にしていただいて感謝します。