「本を書くことは恥をかくことだ」 これは仙台の大学の先生の言葉 いくら校正を注意しても(活字になった)後から間違いを発見する。
図書館で本を借りてきて読んで、おやこれはおかしいと思うことが何度もあります。 まあ、そういうものです。
図書館の本でさえ間違いがあるのですから、インターネットのサイトには、あやしげなものが少なくないです。 故意に偽情報を流すサイトもあれば、ウィキメディアだって時には間違いがあると言います。
情報リテラシー教育に携わる先生方は、そういうことを注意するよう教えています。
さて 恥をかくこという言葉で思い出すのは 夏目漱石の「吾輩は猫である」の中で 実業家として成功するには、三角術が必要という話です。 恥をかく、義理をかく、人情をかく
そんなにまでして、金儲けしたくないと漱石は批判するのですが 最近は「お金を儲けるって悪いことですか」とマスコミで発言した人がいましたね。(訴えられ、法律違反者として、犯罪者になりましたが)
しかし 別の人から聞いたのですが 会社で営業畑で仕事をするなら、恥をかくこともさけられない(恥をかいても、どんどん人脈をつくっていくことも大切)。 語学を上達するには、恥をかくことが必要。
これらは、なるほどそうかと思い当たることもあります。
昔ある政治家が言っていましたが 年をとると健康に気をつけないといけないから 時には義理をかくことも大切である。 体調不良の時や忙しすぎるときは、義理をかいても、自分の身体の健康を守って、おつきあいの会合を欠席するというわけです。
以上、恥をかく、義理をかく こういうことも必要かと思います。
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