[No.9755]
イスラム教の食べ物のタブー
投稿者:男爵
投稿日:2016/09/19(Mon) 20:07
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まやさん、みなさん こんにちは。
> 思うに
> ムハンマド(マホメット)はキリスト教がモーゼの十戒に背いていることに気付いていたと思われます。
> それで、イスラム教では偶像崇拝を強くいましめているのだと思います。
イスラム教では
食べ物に関して
キリスト教よりユダヤ教の教えに忠実です。
下記のことは,私のプロフィールの中にも書いてあることですが
ここで紹介します。
イスラム教の元になったユダヤ教では、もっと食べ物に関する戒律が厳しい。
ユダヤ教徒はその掟「カシュルート(食事規定)」に即した食物でないと食べてはいけない。
なお、カシュルートに適合した食品はコーシャ(適正食品)と呼ばれる。
☆野菜や果物はすべて食べてよい。
☆肉は、牛、羊、鹿は食べてよい。豚、馬、らくだ、兎、犬、猫、猿、狼、熊、ライオンなどは食べていけない。
☆鳥肉は、鶏、あひる、がちょう、七面鳥、鳩は食べてよい。それ以外の野鳥は食べてはいけない。
☆は虫類、両生類、昆虫も食べてはいけない。ただし、イナゴは食べてもよい。
☆魚では、ウロコとヒレがある魚は食べてよい。イワシ、アジ、サバ、コイ、フナ、マス、アユ、マグロ、カツオ、タラ、ヒラメ、カレイ、ハマチなど問題ない。
しかし、ウナギ、ナマズ、アナゴ など、ウロコがはっきりしない魚は食べてはいけない。クジラ、サメも食べてはいけない。
☆貝類、エビ、カニ、タコ、イカ、カタツムリはいっさい食べてはいけない。
☆これらの食事規定は、旧約聖書「レビ記」11章に書かれている。
☆肉は、まずショヘット(屠殺人)がユダヤ教の戒律にのっとり家畜を一撃で安楽死させ、なおかつ完全に血抜きをしたものでなければ食べてはいけない。
イスラム教の場合、ムスリム留学生を見ていると
魚や貝類は何でも食べているようです。
キリスト教では、こういう食べ物の制限はないようですね。 豚カツもウナギも食べる。