[No.9960]
Re: 第三の男
投稿者:安房守
投稿日:2017/01/02(Mon) 21:50
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男爵さん、まやさん、唐辛子紋次郎さん、さんらく亭さん 。
明けましておめでとうございます。
成る程、「第三の男」「哀愁」「慕情」にもそんな背景が有ったのですね。
政治音痴、社会音痴の私は、ただただ、カッコいい、渋い、甘い、笑わせる、しみじみ泣かせる、
人生に共感を持つ、そんな感じの映画が大好きです。 お化け映画、SF映画は大嫌いです。
安房守
>
> > ラストの中央墓地のシーンはたしかに、素晴らしいと思いました。
> > またこういう、分割統治下のウィーンの描写というのは、
> > 現代史研究上、貴重な意味を持っているようにも、感じました。
>
> 分割統治されたウィーン
> それにくらべるとドイツは長い間、分断されていました。
> ベルリンの壁を越えようとして射殺された人たちの場所に花輪が置かれていたのを何度も見たことがあります。
>
> ドイツも統一され、分断時代のことを知る人も少なくなると、そういう時代のことも異次元の世界のように思われる人ばかりになるのかもしれません。
>
> 映画「哀愁」や「慕情」の時代背景を知らなかったり、違和感を感じる人には、その映画も理解されないのかもしれません。
>
> 「哀愁」
> http://www.geocities.jp/yurikoariki/film_1.html
>
> 「慕情」
> https://www.youtube.com/watch?v=CpABNeYJSsc
>
>
> 逆に言うと、文学作品も、それを理解するための体験が必要のようです。
> ある年齢になったら、若い頃読んだ本も違う視点から理解できるようになったという話は聞きます。